説明

三工機器株式会社により出願された特許

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【課題】2極のコイルをステータコアに挿入するために用いられるコイル挿入装置において、ティーハイ現象を抑制することができると共に、コイルエンドが波打って変形することなく挿入できるようにする。
【解決手段】ステータコア17の内歯に対応して環状に配列された複数本のブレード17と、該ブレードの内側に軸方向移動可能に配置され、各ブレードの間隙に挿入される押し歯を外周に有するストリッパ18とを備えた2極用のコイル挿入装置10において、前記ストリッパの押込方向の端面には、2極のコイルCが前記ブレードの間隙に保持された状態で、2極のコイルの最も大径となるコイルCLどうしの間に挿入される少なくとも2本のガイド棒20が立設されており、該ガイド棒の少なくとも2本は、前記ストリッパの前記端面の中心に対して対向するように所定間隔離れて、かつ、前記最も大径となるコイルどうしの間隙に沿って配置されている。 (もっと読む)


【課題】ステータコアのスロット数が多くなって、幅を狭くされたブレードであっても、ステータコアの内歯から外れにくくして、不良品の発生を防止できるようにしたコイル挿入方法及びコイル挿入装置を提供する。
【解決手段】ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出するブレード12の先端部の外周側に穴15を設け、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサ26を設け、ステータコアの前記先端面に配置された前記カフサ26の先端部26aをブレード12の前記穴15に挿入して前記ブレード12を支持し、その状態でコイルを最後まで挿入する。 (もっと読む)


【課題】螺旋巻きステータを作るため、コイル保持具に全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットする際、作業性よくセットできるようにしたコイルセット方法及びコイル挿入方法を提供する。
【解決手段】コイル保持具60のガイド棒61の間隙の所定の位置から、U相、V相、W相の各コイルを順番に、所定間隔で落とし込む際、最初のコイル及びそれに続くいくつかのコイルの他側であって、最後のコイル及びその前のいくつかのコイルの一側を落とし込む際に干渉するもの、及び前のコイルの他側が正規でない間隙に落とし込まれていて、正規の間隙に落とし込むと前のコイルの他側が抜き出せなくなるものについては、それらに干渉しない正規でない間隙に落とし込んでおき、最後のコイルが落とし込まれた後、正規でない間隙に落とし込まれた、最初のコイル及びそれに続くいくつかのコイルの他側を抜き出して正規の間隙に落とし込む。 (もっと読む)


【課題】巻線すべき歯11に対して周回するように巻線ノズル29を相対回転させると共に、ノズル自体もその軸心を中心に回転させて、パラ巻線を行うようにしたコイル巻線装置において、複数本の導線のそれぞれに個別にテンションを付与できるようにする。
【解決手段】複数本の導線のそれぞれに対してノズルと一体に回転するテンション装置33を設ける。テンション装置33は、電磁ブレーキ115を有しており、該電磁ブレーキに電力を供給するため、前記支持部材には、前記電磁ブレーキの電源入力端子に接続されたスリップリング131が各電磁ブレーキに対応して複数設けられ、各スリップリングの外周には電源に接続されたブラシが摺接するように配置されていて、該ブラシから前記スリップリングを通して、前記電磁ブレーキに電力が供給されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 巻上装置の吊り索に大きい巻き戻し力が加わった時に破損する安全ピン兼用自転規制ピンの磨耗による破損強度の低下を防ぐ。
【解決手段】 巻上装置1は、ケース2に軸受した主軸3に吊り索8の巻上胴6を嵌合し、巻上胴6側面に内歯歯車7を設け、主軸3に設けた偏心カム9に外歯歯車10を嵌合し、内歯歯車7と外歯歯車10を内外に噛み合わせ、外歯歯車10側面に自転規制板11を設け、ケース2内に自転規制ピン15を突出した。自転規制ピン15の突出ピン部16は、吊り索8に巻き戻し力が加わると自転規制板11から力を受け、巻き戻し力が通常使用時より大きいと、根元部17が破損する強度に設定して安全ピンに兼用した。突出ピン部16は、根元部17を先端側の部分18より細くし、先端側の部分18は、自転規制板11が接触して擦られる摩擦部にし、根元部17は、自転規制板11で擦られない無摩擦の破損強度決定部にした。 (もっと読む)


【課題】アウタロータ用ステータコアの突歯に複数本の導線を効率よくパラ巻できるようにしたパラ巻線方法及び巻線装置を提供する。
【解決手段】アウタロータ用ステータコア10を所定角度範囲で往復回動させると共に、軸方向に往復移動させることにより、ノズル29の先端がステータコアの所定の突歯11に対して周回するようにし、ノズルがステータコアの所定の突歯に対して周回するのに同期して、ノズルをその軸心を中心に回転させると共に、導線供給手段を回転させて、導線Wのよじれを防止し、ノズルが突歯を一周する毎に、ノズルを軸方向に移動させて、導線が整列して突歯に巻付けられるようにする。更に、ノズルは、導線の外径がほぼ適合する幅で、かつ、並列した導線が一列に並ぶ長さのスリット状の開口、又は導線を1本ずつ通す、一列に並んだ複数の開口を有し、スリット状の開口の長さ方向、又は複数の開口の並び方向が、巻線される突歯の周方向に沿った方向となるようにノズルを回転させる。 (もっと読む)


【課題】帯状の絶縁シート11をステータコア81の厚さに応じた長さに切断し、ステータコアのスロット81dの内周に適合させ、内歯81bのT字状の両側突出部81cの内面をも覆うように折曲させて挿入できる絶縁シート挿入方法及び挿入装置を提供する。
【解決手段】絶縁シートをステータコアの厚さに応じた長さに切断し、次いでスロットの内周形状に適合するように折曲させてスロットに挿入する際、絶縁シートを受け型71と外型72との間に挿入した状態で、外型を受け型に向けて押圧して絶縁シートの幅方向中央部をスロットの内底部に適合する形状に湾曲させ、次いで一対の横型74を受け型に向けて押圧して絶縁シートの両側部を折曲させ、次いで内型76を受け型に向けて押圧して、絶縁シートの端部よりも内側部分を、T字状をなす内歯の両側突出部の内周角部に適合するように折曲させる。 (もっと読む)


【課題】バスバーを用いることなく、半田付け等の接続箇所をできるだけ少なくして、安価にかつ作業性良く組立てることができる分割コアの巻線装置を提供する。
【解決手段】この巻線装置は、巻線用回転軸に固着された支持アーム30と、この支持アーム30に、回転支軸33を介して回転可能かつ所定角度で固定可能とされたコアホルダ35と、コアホルダ外周に設けられた分割コア1を着脱する複数のコア保持部37と、分割コア1に導線Wを供給する導線供給装置とを備え、回転支軸33を中心にコアホルダ35を回転させることにより、分割コア1が順次巻線用回転軸と同方向に突出した位置に配置され、コア保持部37の間隔が、隣接する分割コア1と巻線時に導線Wが干渉しない範囲で且つ1つの分割コア1から次の分割コア1に至る渡り線W1が、分割コア1を組立てる際に、コア外周に沿って渡ることが可能な長さとなるよう設定されている。 (もっと読む)


【課題】ステータコアの各歯部に導線を下層と上層の2つのコイルに分けて巻付け、各層のコイルの端部を並列結線して2つのコイルに並行して電流を流すようにした電動機の固定子において、引出し線の結線作業や、固定作業がしやすくなるようにする。
【解決手段】 ステータコア10の各歯部11に、下層の第1コイルと、上層の第2コイルとを巻線し、各コイルの一端W1a、W2aをステータコア10の一方の端面から取出して電源側に接続される線として結束し、各コイルの他端W1b、W2bをステータコア10の他方の端面から取出して中性点に接続される線として結束し、第1コイルと第2コイルとに並行して電流が流れるように結線することにより、電動機の固定子21を得る。 (もっと読む)


【課題】 予備タイヤを自動車のモノコック車体の床板下側に巻上装置で吊り上げて保持する場合、巻上装置の過剰な巻上操作で車体の床板が過剰な曲げ荷重を受けるのを避ける。
【解決手段】 自動車の車体下側に予備タイヤSを巻上装置1で吊り上げて保持する装置において、車体は、モノコック構造であり、巻上装置は、ケース2に巻上操作軸4と巻取車3を回転可能に取り付け、巻上操作軸の回転で巻取車を減速回転する減速機構を設け、巻取車に吊り索6を巻き付け、吊り索の端にタイヤ吊り具7を連結し、タイヤ吊り具に載せた予備タイヤを巻上操作軸の回転で吊り上げる構成にしており、巻上装置のケースは、モノコック車体の床板の下側に取り付ける取り付け部11を設け、また、巻上装置のケースは、その下側に突出する当て部材16、17を設け、当て部材に、巻上装置で吊り上げた予備タイヤの上面が当たる構成にした。 (もっと読む)


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