説明

フォスター・ホイーラー・エナージイ・コーポレイションにより出願された特許

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発電するために、ボイラ・システムの火炉内において酸化剤ガスで炭素質燃料を燃焼させる。酸化剤ガスは、燃料を燃焼させて排ガスを生成するために火炉内へ供給される。排ガスは、排ガス・チャネルを介して火炉から排出される。給水を過熱蒸気に変換するために、給水は、排ガス・チャネルに配置された最終エコノマイザから蒸発用熱交換面及び過熱用熱交換面へ輸送される。過熱蒸気は、発電するために高圧蒸気タービン内へ輸送される。第1の一部分の蒸気は、給水を予熱するために高圧蒸気タービンから抽気され、第2の一部分の蒸気は、再熱蒸気を発生させるために高圧蒸気タービンから再熱用熱交換面へ輸送される。酸化剤ガスは、本質的に純粋な酸素及び再循環排ガスの混合物でよく、第1及び第2の一部分の蒸気の比を、最終エコノマイザの下流側の排ガス・チャネルで所望の排煙温度を得るように制御することができる。
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炭素質燃料を実質的に純粋な酸素と共に燃焼させることによって、ボイラを有する発電プラントでの発電プロセスを制御する方法。この方法は、全負荷状態で、第1の炭素質燃料供給流を燃焼室内に導入する工程と、第1の実質的に純粋な酸素供給流を燃焼室内に導入して、第1の炭素質燃料供給流と酸素を燃焼させる工程と、燃焼室から排出された排気ガスの一部を第1の再循環流量で燃焼室に再循環させて、第1の実質的に純粋な酸素供給流と共に所定の平均酸素含有量を有する第1の流入ガス流を形成し、それによって、排気ガスを燃焼室から第1の排出流量で排出する工程とを含む。この方法は、最大で90%の負荷に相当する第2の負荷状態で、第2の炭素質燃料供給流を燃焼室内に導入する工程と、第2の実質的に純粋な酸素供給流を燃焼室内に導入して、第2の炭素質燃料供給流と酸素を燃焼させる工程と、燃焼室から排出された排気ガスの一部を第2の再循環流量で燃焼室に再循環させて、第2の実質的に純粋な酸素供給流と共に第2の流入ガス流を形成して、排気ガスを燃焼室から第2の排出流量で排出し、第2の再循環流量が、第1の再循環流量から第1の排出流量と実質的に同じくらい多い第2の排出流量を提供する値になるように制御する工程とを含む。
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炭素質燃料を燃焼させるための方法及びプラントであって、この方法は、燃焼プラントの吸着反応器に粒子状酸素選択性吸着材(例えば、ペロフスカイト型材料)を導入して吸着反応器に第1粒子床を形成するステップ、第1粒子床を酸素含有第1流動化ガスによって流動化して流動化ガスから吸着材に酸素を吸着させるステップ、酸素リッチ吸着材を吸着反応器から燃焼プラントの燃焼反応器へ移送して燃焼反応器に第2粒子床を形成するステップ、第2粒子床を酸素欠乏第2流動化ガスによって流動化して遊離酸素ガスを生成するように吸着材から酸素を脱離させるステップ、及び燃焼反応器に炭素質燃料を導入して遊離酸素ガスにより燃料を酸化するステップを含む。
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実質的に純粋な酸素により炭素質燃料を燃焼することによって発電する方法、及び実質的に純粋な酸素により炭素質燃料を燃焼するための電力プラント、並びに、炭素質燃料を燃焼することにより発電するプロセスを、空気による燃料の燃焼から、実質的に純粋な酸素による燃料の燃焼へと修正する方法。これら方法は、炉内に実質的に純粋な酸素を供給して酸素により燃料を燃焼することにより、主に二酸化炭素及び水を含む排出ガスを生成する工程と、排出ガス・チャネルの下流部分に配置された複数の排出ガス冷却器を用いることにより、排出ガスから低位熱を回収する工程であって、回収された低位熱の第1の部分が給水を予熱するために使用される工程と、複数の排出ガス圧縮機において排出ガスの第1の部分を圧縮して、液体二酸化炭素を生成する工程と、排出ガス再循環チャネルを介して炉に排出ガスの第2の部分を再循環させる工程と、蒸気タービンシステムから抽気された蒸気の第1の部分を使用して給水を予熱する工程であって、回収された低位熱の第1の部分は回収された低位熱の総量の50%超であり、又は空気燃焼プロセスにおいて回収された低位熱の第1の部分よりも多く、それにより、抽気された蒸気の第1の部分を最小限に抑えることが可能となる工程と、電力プラントの少なくとも1つの圧縮機又は少なくとも1つのポンプを駆動するために、少なくとも1つの補助蒸気タービンにおいて抽気された蒸気の第2の部分を膨張させる工程とを含む。
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酸素の供給源と、酸素を用いて炭素質燃料を燃焼させ、それにより主な成分としてCO、水、及び過剰酸素を含む燃焼ガスを作るための燃焼チャンバとを有する、炭素質燃料を燃焼させる発電所から出る燃焼ガスからCOを回収する方法及び装置。燃焼ガスの少なくとも一部分が約6MPa(60バール)を超える圧力まで圧縮され、COの第1の部分を凝縮して、液体CO流れ、並びに、酸素及び過剰のCOを含む高圧排気ガス流れを作ることによりCOの第1の部分を回収するために、圧縮された燃焼ガスが1次CO分離ユニット内で冷却され、液体CO流れが発電所から排出され、COの第2の部分を吸着物質に吸着させることによりCOの第2の部分を回収するために、高圧排気ガス流れが2次CO分離ユニットへ送られる。
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排気ガス用の排出口を備えた炉と、排気ガス排出口および排気ガス用の出口ダクトに接続された入口、ならびに分離した固体用の戻りダクトを有する粒子分離装置とを有する循環式流動層反応装置を動作させる方法および装置。この方法は、粒子分離装置を迂回するバイパス・ダクトを配置するステップと、分離装置の後の排気ガス中のフライ・アッシュの含有量を高めるために、排気ガスの部分流をダクトに沿って案内するステップとを含む。バイパス・ダクトは、バイパス・ダクト内の排気ガスの流れを制御する手段を備えていると有利である。
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循環式流動床反応炉システムの少なくとも1つの粒子セパレータ21a、dから、反応チャンバ1の上方に配置され且つ反応チャンバ1と一体化されたガス・プレナム29を含む熱回収セクションへ排気ガスを導くための構造が提供される。ガス・プレナムの壁は、浄化された排気ガスのための少なくとも1つの入口開口41を備え、各入口開口41は、複数の粒子セパレータのうちの1つに接続された、浄化された排気ガスを粒子セパレータからガス・プレナムへ導くための吐出ダクト25に結合されており、該吐出ダクト25から熱回収セクションへ浄化された排気ガスが導かれる。反応チャンバは、少なくとも部分的に水管パネルによって形成され、ガス・プレナムのエンクロージャは、反応チャンバの水管パネルの延長部分としての水管パネルによって形成されている。
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