説明

株式会社ニッシンにより出願された特許

1 - 8 / 8


【課題】関節部における下顎支持部と上顎支持部との連結機構をより簡易に構成できる咬合器を提供すること。
【解決手段】第1歯科用模型40が固定されて第1歯科用模型40を支持する第1支持部10と、第2歯科用模型50が固定されて第2歯科用模型50を支持する第2支持部20と、第1支持部10と第2支持部20とを連結する関節部30と、を備える咬合器1であって、関節部30は、第1支持部10の後側に設けられ左右に突出する一対の突出部31と、第2支持部20の後側に設けられ、一対の突出部31に係合して、第2支持部20を、一対の突出部31を回動軸として回動可能に支持する係合支持部32と、を備え、突出部31と係合支持部32とは、磁力により互いに吸着可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】上顎模型と下顎模型の噛みこみ状態の調節が容易に行なえる咬合器を提供する。
【解決手段】下側フレーム1と上側フレーム2の左右の後端側部分にそれぞれ軸穴が設けられており、この軸穴にはボルトが挿通されていて、そのネジ先端側に固定ナットが取り付けられ、下側フレームと上側フレームとが互いに揺動可能な状態で連結されている。下側フレームの軸穴と上側フレームの軸穴との間には、当該軸穴の内径よりも大きな外径を有し、かつ、凸状又は凹状に湾曲した内側面を有する座金が配置されており、この湾曲した内側面と接触するフレーム部分には、この湾曲面と密接して接し得る曲率を有した湾曲面が形成されており、これによって、一方のフレームに対する他方のフレームの位置が上下方向と前後方向だけでなく、左右に傾く方向にも調節可能になっている。 (もっと読む)


【課題】Er:YAGレーザーによる窩洞形成技術を習得するのに適した歯科実習用装置及び歯科実習用模型歯を提供する。
【解決手段】基台と、当該基台の表面に配置された2つ以上のプレートからなり、各プレートが、隣接するプレートと実質的に密接した状態で基台に固定されており、各プレートの隣接するプレートとの境界面は接着されていない構造を有した装置である。天然歯の形態を模した歯科実習用模型歯にあっては、少なくとも歯冠の部分が、天然歯の裂溝に相当する位置にて縦方向に分割されてなる2つ以上のパーツより成り、各パーツが、隣接するパーツと実質的に密接し、天然歯の裂溝に相当する位置では、各パーツの隣接するパーツとの境界面は接着されていない。 (もっと読む)


【課題】歯周ポケットに関連する実習訓練を行うことができる歯科模型用模型歯肉等を提供すること。
【解決手段】顎模型1は、歯牙の形状を模して造形され歯冠部11及び歯根部12を有する模型歯10と、歯根部12の深部14が挿入可能な挿入穴が歯列に沿って形成された歯台20と、歯根部12の浅部13が挿通可能な挿通孔を歯列に沿って形成する内壁32を有し、外面が歯肉表面の形状を模して造形された可撓性の模型歯肉30と、を備える。挿入穴及び挿通孔は互いに連通し、模型歯10は浅部13が挿通孔に挿通され、深部14が挿入穴に挿入される。内壁32は、深部14側に配置され挿通孔の内方に膨出する第一膨出部321と、歯冠部11側に配置され挿通孔の内方に膨出する第二膨出部322とを有し、これら第一膨出部321及び第二膨出部322の間には凹部323が介在する。 (もっと読む)


【課題】従来のポリカーボネート樹脂の欠点を解決し、口腔内で長期間使用しても汚れが発生し難く、義歯床、暫間被覆冠、人工歯等の歯科用成型体を製造するのに適した歯科用樹脂材料を提供する。
【解決手段】ノルボルネンを開環メタセシス重合し、更に無水マレイン酸をグラフト重合することによって得られた環状オレフィンポリマーA、ノルボルネンをα‐オレフィンと共重合させ、更に無水マレイン酸をグラフト重合することによって得られた環状オレフィンポリマーB、特定のノルボルネン系骨格を有する環状オレフィンポリマーCのうちの少なくとも1種から成り、これら環状オレフィンポリマーA〜Cはいずれも、ガラス転移点が100℃以上で、吸水率が0.4%以下で、曲げ弾性率が2300MPa以上である。本発明の歯科用成型体は、これらポリマーを用いた射出成形等により製造される。 (もっと読む)


【課題】 欠損を補綴する従来の部分床義歯とは異なり、咬合を保持することを目的とした咬合保持装置を提供する。
【解決手段】 本発明の咬合保持装置は、歯牙欠損部を有した患者の口腔内に装着して使用され、咬合を保持するのに適したマウスピース状の形態の装置であって、当該装置は、歯列弓形に略一致した馬蹄形の樹脂成形体1と、前記歯牙欠損部の位置の歯牙の形状を模した人工歯2とからなり、前記樹脂成形体1が、患者の歯列部及び歯肉部の表面全体を密着した状態で被覆するに適した実質的にU字状の縦断面形状を有しており、当該樹脂成形体1の内側面における前記歯牙欠損部の位置に前記人工歯2が取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】 充分な機械的強度を有し、操作性が良く、吸水率が低く、口腔内で長期間使用しても汚れが発生しにくい義歯床を製造するのに適した樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 二成分型の樹脂組成物であって、この第1成分は、ポリエチルメタクリレート(PEMA)とポリメチルメタクリレート(PMMA)を主成分とするポリマー成分で、当該ポリマー成分中のPEMAの割合は10重量%以上であり、第2成分は、EMAを必須成分として40〜100重量%含むメタクリル酸エステルモノマー成分である。この際、上記PEMAの分子量が1万〜50万未満の場合には上記ポリマー中にPEMAが20〜80重量%含まれていることが好ましく、分子量50万〜200万のPEMAの場合には上記ポリマー中にPEMAが10〜50重量%含まれていることが好ましい。尚、上記の第1成分はEMAとMMAからなるコポリマーであっても良い。 (もっと読む)


取り外しを繰り返しても歯軸が偏心しない歯科実習用模型歯及び歯科実習用装置を提供する。
本発明の歯科実習用模型歯においては、歯冠部1と歯根部2とを有した模型歯の歯根部側に、曲げ変形可能な合成樹脂材料にて形成され、かつ歯軸8を中心軸として位置した小柱状の模型歯固定部3が設けられており、この端部側部分が、歯軸を中心軸として外側方向に膨れた膨大部7を有し、歯軸を通る分割面にて膨大部が複数部分に分割され、各部分が歯軸側に曲げ変形可能になっている。本発明の歯科実習用装置では、歯根部の少なくとも一部と模型歯固定部を収容し得る植立穴5を有した固定台4に上記模型歯が植立されており、引き抜き時に、分割された膨大部がそれぞれ歯軸側に移動して、植立穴に設けられた係止部6と各膨大部との係止が解除される。
(もっと読む)


1 - 8 / 8