説明

株式会社岡長により出願された特許

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【課題】パイルの先端と先端の間からパイル繊維の生地色がパイル面に露顕しない顔料捺染パイル敷物を得る。
【解決手段】パイル敷物のパイル面11に顔料インク12による印捺図柄を描出し、その顔料インクによる印捺図柄の全面に樹脂溶液13を付与し、その樹脂溶液をパイル根元付近14まで滲み込ませる。パイル面に印捺した顔料インクの浸透深さhが1mm未満であっても、その顔料18がパイル繊維10に付着した樹脂溶液に移行し、パイル繊維に沿ってパイル根元付近14まで樹脂溶液と共に移行した顔料によって着色され、パイルの先端と先端の間からパイル繊維の生地色がパイル面に露顕せず、又、顔料インクが樹脂溶液の塗膜によって被覆されて容易には剥離脱落せず、染料捺染パイル敷物と同程度に耐変褪色性と耐摩耗性に優れた顔料捺染パイル敷物が得られる。 (もっと読む)


【課題】厚手の不織布を基層とし、樹脂組成物を塗布含浸させて耐久性に富み、クッション性があって温かい感触を与え、食器類下敷き装飾マット、テーブル下敷き装飾マット、歩行面保護マット、カーペット、タイルカーペット、建築構造物内外面装飾マット等に使用し得る装飾繊維基層マットを得る。
【解決手段】厚みが2mm以上であり、内部と表裏に繊維間隙間12を有し、少なくとも表裏片面が毛羽立った凹凸面となっている不織布11の片面に繊維間隙間22を残し、毛羽立った凹凸面を平滑面とすることなく、塩化ビニルペースト樹脂組成物13を不織布の表裏両面から内部へと含浸させる。その凹凸面として残された片面に発泡性塩化ビニルペースト樹脂組成物14を塗布し、その発泡性塩化ビニルペースト樹脂組成物を加熱発泡させて高さと大きさが異なる不規則な発泡凹凸による凹凸発泡表面層15を形成する。 (もっと読む)


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