説明

株式会社ヒカリにより出願された特許

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【課題】第1金具に第2金具が相対的に回転可能に連結されるとともに、第1金具に対する第2金具の角度を無段階に調節し得る角度調節金具を提供する。
【解決手段】第1金具1の第1連結板部3に、第1連結板部3の板厚面から構成された第1挟着面5が、第2金具11の逆回転方向Gにおいて回転軸9の軸心Oからの距離d1が漸次減少するように形成されている。第2金具11の第2連結板部13に、第1挟着面5との間に楔状間隙10を構成する第2挟着面15が、第2金具11の逆回転方向Gにおいて軸心Oからの距離d2が漸次減少するように形成されている。楔状間隙10内に回転阻止部材20Aが配置されている。第1及び第2挟着面5、15間で回転阻止部材20Aが挟着されることで第2金具11の逆回転方向Gへの回転が阻止される。第2挟着面15は、回転阻止部材20Aの被挟着面21に対して噛合しないように形成される。 (もっと読む)


【課題】一方の金具に対する他方の金具の逆方向の回動を確実に阻止することができ、更に小型化を図ることができる角度調節金具を提供する。
【解決手段】角度調節金具10は、受け部材3を備えた第1金具1、第2金具9及び楔部材7を具備している。受け部材3は、第2金具9のギヤ部9cに対して対向状に配置された受け板部3aと、その幅方向両側縁から屈曲形成された一対の対向状の両側板部3b,3bとを有する断面コ字状の金属板の屈曲成形品からなる。楔部材7は、両側板部3b,3bの間であって且つ受け板部3aとギヤ部9cとの間の楔状隙間5内に、該楔状隙間5の長さ方向に移動可能に且つ両側板部3b,3bにより幅方向の移動が規制された状態に配置されている。更に、楔部材7は、その歯部7bがギヤ部9cに噛合し且つその背面7cが受け板部3aの板面3kに当接して受けられることにより、第2金具9の逆方向の回動を阻止するものである。 (もっと読む)


【課題】関節金具を備えた座椅子等の製品の製造過程において関節金具の回転金具が不慮に正回転しないように回転金具を保持することができる関節金具を提供する。
【解決手段】関節金具1の回転金具20は、固定金具10に軸支されている。回転金具20の固定金具10に対する開き角度θが減少する方向への回転金具20の正回転が許容されている。回転金具20の開き角度θが増大する方向への回転金具20の逆回転が規制されるとともに、この規制が所定の解除操作により解除されるように、関節金具1が構成されている。さらに、関節金具1は、回転金具20の開き角度θが最大のとき、回転金具20及び固定金具10のうち一方の金具が他方の金具に圧接することにより生じる回転金具20と固定金具10との間の摩擦力によって、回転金具20が正回転不能に保持されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】無段階に角度を調節することができる上、更に可動金具を回転不能方向に回転させるための操作を容易に行うことができる角度調節装置を提供する。
【解決手段】角度調節装置80は、回転ボス部20の一端部23に回転ボス部20と一体回転可能に設けられた可動金具10と、回転ボス部20を回転可能に保持した円筒状の固定ボス部50の一端部52に回転不能に設けられた固定金具30と、固定ボス部50の外周面に圧接されるとともに、一端部2が回転ボス部20に回転ボス部と一体回転可能に取り付けられた捻りコイルばね1と、を備える。さらに、角度調節装置80は、捻りコイルばね1の他端部3を巻き開き方向に回転させて捻りコイルばね1の固定ボス部50外周面への圧接力を低減させることにより、可動金具10の逆回転方向への回転を可能とする解除レバー60を備える。 (もっと読む)


【課題】爪歯のギヤ歯への噛合及び離脱が爪部材の揺動操作によって行われるように構成されたリクライニングシート用角度調節金具において、爪歯のギヤ歯への噛合及び離脱を確実に行うことができる角度調節金具を提供する。
【解決手段】爪部材20の複数の爪歯22とギヤ本体11の複数のギヤ歯12との噛合部5が、ギヤ本体11の外周縁部11aがギヤ本体11の回転軸2と爪部材20の揺動軸3とを直線で結んだ基準線Lと交差する交差位置Pに対して、背フレーム取付け部16に後方向の荷重Kが加わった際のギヤ本体11の回転方向Gの上流側に位置している。爪部材20の複数の爪歯22とギヤ本体11の複数のギヤ歯12との噛合領域が、回転軸2を中心とした、基準線Lに対して15〜80°の角度範囲内に位置している。さらに、各ギヤ歯12の圧力角αが10〜35°の範囲内に設定されている。 (もっと読む)


【課題】取り付け作業が簡単な簡易温室の補強部材を提供する。
【解決手段】棹体10,20の両端にクランプ部15a,15b,25a,25bを有し、多数の支柱が並行に立設された簡易温室の骨組みにおいて、前記クランプ部15a,15b,25a,25bが前記支柱を把持することにより取り付けられる補強部材1であって、前記棹体10,20が少なくとも1本の支柱を跨ぐ長さを有し、前記クランプ部15a,15b,25a,25bの把持中心を前記棹体10,20の軸線に対してオフセットさせ、前記棹体10,20が跨いだ支柱に干渉しない位置に該クランプ部15a,15b,25a,25bが取り付けられている。また、2本の棹体10,20が交差した状態で係合され、2本の棹体10,20の一端側の2つのクランプ15a,25aの把持中心が同軸上に位置するとともに、他端側の2つのクランプ部15b,25bの把持中心が同軸上に位置するように各棹体10,20におけるクランプ部15a,15b,25a,25bのオフセット量が設定されている。 (もっと読む)


【課題】爪部材がラチェット歯に対し位置ずれするのを防止できる関節金具を提供する。
【解決手段】回動金具20の一対のラチェット22が固定金具10に軸支され、爪部材30がラチェット歯23に対応し係脱自在に設けられ、爪部材30の係脱によって、回動金具20の正回転が許容され、逆回転が規制される一方、一対のラチェット間のカム40により、爪部材30が押されてラチェット歯23への係合が解除される関節金具において、爪部材30は、間隔をおいた一対の爪板32を有し、その爪板32の先端側に、ラチェット歯23に係合する係合爪33が設けられ、一対の爪板間の先端側にカム従動片31が設けられ、そのカム従動片31に、爪部材30の先端よりも突出して配置されるガイド突起31aが一対のラチェット間に設けられ、一対のラチェット23がガイド突起31aによってガイドされるよう構成される。 (もっと読む)


【課題】爪部材をラチェットに左右均等にバランス良く係合できて、安定した動作を得ることができる関節金具を提供する。
【解決手段】本発明は、回動金具10の一対のラチェット22が固定金具10に軸支され、爪部材30がラチェット22の歯23に対応し係脱自在に設けられるとともに、付勢手段50によって爪部材30がラチェット歯23に係合する方向に付勢され、爪部材30がラチェット歯23に順送りされることにより、回動金具20の固定金具10に対する正回転が許容されるようにした関節金具を対象とする。爪部材30は、一対のラチェットに対応して、間隔をおいた一対の爪板32を有し、一対の爪板32における先端側に、ラチェット歯に係合する係合爪33が設けられ、付勢手段50が、一対の爪板間に設けられる。 (もっと読む)


【課題】一対の側板における基端部の突き合わせ端縁が離間するような口開き変形を防止できる関節金具を提供する。
【解決手段】本発明は、一対の側板21、31の基端側に取付部25、35が設けられた第1及び第2金具部材20、30を具備し、両部材20、30の側板同士が重ね合わされて回転自在に連結されるラチェット金具等の関節金具を対象とする。側板21、31の基端部上側縁に対向片21b、31bが設けられるとともに、両対向片21b、31bの対向端縁21a、31aが互いに突き合わされた状態に配置される。突き合わせ端縁のうち一方側端縁21a、31aに嵌合凸部22、32等の係合部が設けられるとともに、他方側端縁21a、31aに嵌合凹部23、33等の被係合部が設けられる。係合部が被係合部に、突き合わせ端縁21a、31aが離間するのを防止する態様に係合される。 (もっと読む)


【課題】ラチェット方式による角度調節機能を備えた関節装置として、作動安定性が良好で誤作動を生じにくく、耐久性に優れるものを提供する。
【解決手段】ラチェット8を有する第一金具1と爪片4を枢着した第二金具2が水平枢軸6で枢着し、水平枢軸6には爪片4のラチェット8に対する咬合を規制するカム板3が枢支され、カム板3が咬合許容部3aと咬合阻止部3b及び戻り当接部3cを備え、第一金具1に半径Pがカム板3の咬合阻止部3bの同半径C1よりも大きい爪当て部14とカム戻し部15を有し、常時は爪片4がカム板3の咬合許容部3a内でラチェット8に咬合し、咬合位置より上位にカム板3の咬合阻止部3bと爪当て部14とが配置する。第一金具1の屈曲方向への回動により、咬合許容部3a内で爪片4が次位の歯部8aに順次咬合して段階的な角度調整を行える。 (もっと読む)


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