説明

株式会社ドクター製作所により出願された特許

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【課題】ドクターブレードの裏面側に回り込んだ異物が侵入して内部に堆積することに起因して発生する弊害を回避可能な機構を備えたドクター装置を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1は、ドクターブレード2と、その後端部21を保持しているブレードホルダー3とを有し、ドクターブレード2の前端部に形成した刃先22を異物掻き取り対象のロール5の表面51に圧接させた状態で当該ロール5を回転することにより、当該ロール5の表面に付着した異物を掻き取る動作を行う。ドクター装置1は、ブレードホルダー3のロール5の表面51に対峙する前側部分を当該ロール5の表面51に対して覆い隠す状態に配置されているカバーリングプレート6を有し、その前端部61がドクターブレード2に当接し、その後端部62がブレードホルダー3に保持されている。 (もっと読む)


【課題】ドクターブレードを保持しているブレードホルダー側のメンテナンス作業、特にエアーチューブの交換作業を簡単に行うことのできるドクター装置を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1は、ドクタリング対象のロール表面Raに押圧される刃先2aが前端側の縁に沿って形成されているドクターブレード2と、ドクターブレード2を保持しているブレードホルダー3と、ブレードホルダー3を支持しているドクターバック4とを有しており、ブレードホルダー3は、ドクターブレードを保持しているブレードホルダー本体部6を揺動させるための一対のエアーチューブ8、9を備えている。ブレードホルダー3がドクターバック4に対して横方向に抜き差し可能であり、ブレードホルダー3のエアーチューブ8、9などの構成部品の交換作業を簡単かつ安全に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ドクターブレードの差込作業を簡単かつ安全に行い得るようにしたドクター装置を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1は、ロール表面に圧接されるドクターブレード2を保持しているブレードホルダ3を有し、このブレードホルダ3は、その前端部分に、長手方向の一方の端からドクターブレード2の後端部分を差し込み可能なブレード差込溝3aを備えており、当該ブレードホルダ3の一端には、ブレード差込溝3aにドクターブレード2を案内するためのブレードガイド11が取り付けられている。ブレードガイド11によって案内することにより、細長く、撓み易いドクターブレード2の端を簡単にブレードホルダ3のブレード差込溝3aの端から差し込むことができる。ブレードガイド11によってドクターブレード2が案内されるので、差込作業時にドクターブレード2の刃先2aに接触して作業員が怪我をすることもなく、安全である。 (もっと読む)


【課題】各段のドクター装置のドクターブレードを適切な圧接角でロールの外周面に圧接した状態に取り付けることのできる多段ドクター装置を提案すること。
【解決手段】2段ドクター装置1は前段ドクター装置3および後段ドクター装置4を有し、これらを、架台8に取り付けた軸受け9によって支持されている共通の第1支軸34回りに旋回させて、前段ドクター装置3のドクターブレード31の圧接角を調節できる。後段ドクター装置4は前段ドクター装置3の側板34に形成した長穴61に沿ってロール2の外周面2aに対して接近・離間方向にスライドさせることにより、そのドクターブレード41の圧接角を調節できる。双方のドクター装置3、4を適切にロール2に取り付けることができるので、全体としての異物掻き落とし能力を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】ドクターブレードの交換作業を簡単に行うことのできるドクター装置のドクターブレード装着方法を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1はドクターブレード3を着脱可能に保持しているブレード差込溝45を備えている。ドクターブレード3の交換時には、磨耗したドクターブレード3をブレード差込溝45から横方に引き抜く。次に、クリーニング用ブレード15を、その傾斜端面15aの側からブレード差込溝45の一方の端から差し込み、その中を通して他方の端から引き出す。ブレード差込溝45に詰まっている異物が傾斜端面15aによってブレード差込溝45の前側の開口部から外に押し出される。この後に、新たなドクターブレード3をブレード差込溝45に装着する作業を簡単に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】通紙作業を簡単かつ確実に行うことのできる通紙用ドクター装置を提案すること。
【解決手段】通紙用ドクター装置1では、ドクター装置10によって表面1aから剥離された後のテール4aを次段ロール2に向けて案内する通紙装置20を有している。通紙装置20では、エアーノズル24から吹き出した空気によって、紙案内面22a、23aと、これらに沿って送り出されるテール4aの間に紙案内方向に向かう空気流が形成される。紙案内面22a、23aの間には幅方向に延びる空気逃がし溝25が形成され、空気流の一部は当該空気逃がし溝25に入り込み、ここを通って排出され、当該空気逃がし溝25に入り込む空気流によってテール4aが紙案内面22a、23aの側に吸引される。よって、テール4aを紙案内面22a、23aに沿って送り出して次段ロール2に確実に導くことができる。 (もっと読む)


【課題】軟質ゴムロールの表面に付着した異物を掻き取るのに適した異物掻き取り方法を提案すること。
【解決手段】軟質ゴムロール100のロール表面101に付着した異物を掻き取るためのドクター装置1は、ポリカーボネート製のドクターブレード2Bを備えている。ドクターブレード2Bは、その板本体部分21の厚さが1〜3mmであり、刃先24が形成されている刃先部分の厚さが0.2〜1.0mmであり、これら間には厚さが刃先側に向けて漸減しているテーパ状部分23が形成されている。このドクターブレード2Bを用いて軟質ゴムロール表面に付着した異物の掻き取り動作を行ったところ良好な結果が得られた。 (もっと読む)


【課題】 抄紙機ロールの表面から白水等の液体を回収するためのセーブオール装置の液体回収効率を高めること。
【解決手段】 セーブオール装置20は、ロール10の下側においてロール幅方向に延びる樋2を備えており、この樋2のロール側の前端部分には、ロール幅方向に延びる閉鎖断面の排水路4が形成されている。排水路4の前板部分22の前面はロール表面10aに沿って延びる円弧状の湾曲面22aとされ、ここには、前板部分22を貫通して延びる多数の液体回収孔3が開口している。回転するロール10の表面10aに付着している液体は、樋2に回収されると共に、液体回収孔3を介して排水路4にも回収される。よって、ロール表面10aに付着している液体を効率良く回収できる。 (もっと読む)


【課題】 ドクターブレードによって掻き取られた紙滓等の異物を効率良く回収することが可能なドクター装置を提案すること。
【解決手段】 ドクター装置1のドクターバック4のドクターブレード2によってロール表面10aから掻き取られた異物は、その上面2cからブレードホルダ3のトッププレート35の上面35bに沿って移動してドクターバック4の天板部分41に落下し、そこに形成されている異物落下穴44から内部に配置されている異物排出用のパイプ45内に落下する。パイプ45内に落下した異物はその一方の側の連通口46から外部に吸い出されて回収される。 (もっと読む)


【課題】長い移動式ドクターブレードの取り付け・取り外し作業を簡単に行うことのできるドクター装置を提案すること。
【解決手段】ドクター装置1では、ドラム装着部9Lに装着されたカートリッジ式の供給・回収ドラム10L内に渦巻き状に巻き取られている移動式ドクターブレード31を引き出して、ドクタリング位置(32)に供給し、ドクタリング位置において移動式ドクターブレード31をロール表面に圧接状態に保持し、ドクタリング位置を経由した後の使用済みの移動式ドクターブレード31を、反対側のドラム装着部9Rに装着されたカートリッジ式の供給・回収ドラム10R内に、渦巻き状に巻き取りながら回収する。移動式ドクターブレード31を使い終わった後は、供給・回収ドラム10Rを、新しい移動式ドクターブレード31が収納されている供給・回収ドラム10Rと交換すればよい。 (もっと読む)


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