説明

山口エレクトロニクス株式会社により出願された特許

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【課題】保守用車において、エンジン停止後に所定の操作手順に基づいた転動防止処理をしなかった場合には、警報を自動的に行う転動防止装置を提供する。
【解決手段】エンジン停止後、運転手が運転席から離れた場合に手ブレーキ及び手歯止めが行われていなければこれを知らせる注意喚起手段と制御装置とを、エンジン停止後も動作可能に電源に接続し、制御装置に手ブレーキ検知信号及び手歯止め検知信号が入力されると自動的に電源が切れるように設定する。エンジン停止後、手ブレーキを締めると共に手歯止めを行わない限り、音声メッセージ等の注意喚起動作が継続される。従って、運転手がエンジン停止後に保守用車を離れる際には、必ず手ブレーキ及び手歯止めを行わねばならなくなる。手ブレーキを締めると共に車輪に手歯止めを行うと、装置の電源が自動的に切れるから、電源の切り忘れがなく便利である。 (もっと読む)


【課題】保守用車の操作ミスや確認不足、保守時間の失念等の人為的ミスが起こった場合でも、これを解消すべく、各安全のための装置を確実且つ正確に動作させるよう制御する。
【解決手段】作業中に運転手が運転席から離れた場合には注意を喚起し、自動的にブレーキを作動させる逸走防止装置と、エンジンが停止して運転手が運転席から離れた場合に、転動防止処理が行われていなければ注意を喚起する転動防止装置とを有している。また保守用車接近警報装置が運用されていない場合には保守用車が動けないようにした保守用車接近警報制御装置と、一定時間ごとに運転手からの入力信号がない場合には圧縮エアーを運転手に吹き付けることにより注意を喚起すると共に、自動的にブレーキを動作させる安全走行装置とを有しており、これらの各装置は一つの制御装置によって制御されるようになっている。 (もっと読む)


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