説明

村瀬硝子株式会社により出願された特許

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【課題】 注射針を外筒に固定する際のルアーロックアダプターの空回りを回避して、注射液の漏洩を確実に防止する。
【解決手段】 ルアーロックアダプター2の後端部に筒状の嵌合部23を設けると共に、この嵌合部に3個の軸方向スリット23aを形成する。さらに軸方向スリット23aの前側に位置する内周23bの径を、外筒1の外周径と同等以上にすると共に、後端における内周の径を、この外筒の外周径より小さくする。嵌合部23は、軸方向スリット23aによって拡径可能となるため、両者の間に高精度な嵌め合い寸法が不要になると共に、注射針3を外筒1に固定する際のルアーロックアダプター2の空回りを、確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】プランジャーロッドが注射器のバレルから抜け出るのを防止する指当て部について、裏表の区別なく組立および使用できるようにする。
【解決手段】指当て部5に、バレル2の開口端21に設けたフランジ22を着脱自在な貫通通路54を形成し、上プレート部51と下プレート部52とに、それぞれこのバレルの外周が嵌合する貫通穴51a、52aを、互いに偏心させて開口する。貫通穴51a、52aに、それぞれ逆方向に向かって上部スリット51cと下部スリット52cとを末広がりに形成する。指当て部5をフランジ22に装着すると、上プレート部51の貫通穴51aの円周がバレル2の内周より内側に突き出るため、プランジャーストッパー3が干渉して、プランジャーロッド4は抜け落ちしない。なお指当て部5は、表裏対称形状であるため、表裏の区別なく使用できる。 (もっと読む)


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