説明

アサヒ技研株式会社により出願された特許

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【課題】短時間で効果的に気泡を除去でき、したがってタンクに貯留すべきピックル液の量を著しく減少できるうえ、タンク内に残る余剰ピックル液の発生量を著しく低下させてハム製造に要する経費を節約できるインジェクターを提供する。
【解決手段】一群の注入針9を備えた注入ヘッド4と、原料肉を搬送するコンベア3と、ピックル液を貯留するタンク30と、タンク30内のピックル液を注入ヘッド4へ送給する給液ポンプ31を含む給液構造を備えている。タンク30と給液ポンプ31との間の吸込通路32に、タンク30より内容量が小さな脱泡タンク33を配置する。脱泡タンク33の底に複数個の超音波振動子73を備えた脱泡構造70を配置する。以て、脱泡タンク33で連続して脱泡処理したピックル液を、給液ポンプ31で注入ヘッド4へ送給する。 (もっと読む)


【課題】ピックル液を送給する調整液送給構造を改良し簡素化して、電気や水などのエネルギー消費を大幅に軽減して運転コストを削減できるインジェクターを提供する。
【解決手段】注入ヘッド3と、ピックル液を加圧送給する調整液送給構造と、制御回路5を備えている。調整液送給構造は、タンク40と、往復動型の給液ポンプ41と、給液ポンプ41を往復操作する複動型の油圧シリンダー42と、油圧シリンダー42に作動油を供給する油圧駆動ユニット43とで構成する。油圧駆動ユニット43は、サーボモーター60と、サーボモーター60で正逆双方向へ回転駆動される両回転型の油圧ポンプ61と、作動油タンク62とで構成する。以て、サーボモーター60の回転方向、回転速度を制御回路で制御して、油圧シリンダー42の作動方向、作動速度を制御する。 (もっと読む)


【課題】複数個のハム原木を同時に切断して一定本数のハム原木をより短時間で切断処理できるうえ、構造が簡単で全体コストが少なくて済むスライス装置を提供する。
【解決手段】傾斜配置される駆動台2と、カッター機構3と、原木台4とを備えている。駆動台2には、各ハム原木M1・M2に対応する送り軸11・12と軸駆動機構と、各送り軸11・12で往復操作されるグリップ台13・14と、グリップ台13・14のスライドブロック28を移行案内する1個のガイドレール15を設ける。各グリップ台13・14にはハム原木M1・M2を捕捉固定するグリッパー31が設けてある。各グリッパー31のグリップ台13・14からの突出寸法L1・L2を、各スライドブロック28のガイドレール15における長手方向の位置差に応じて大小に異ならせて、ガイドレール15を共用しながら、各ハム原木M1・M2を個別に送給調整できるようにする。 (もっと読む)


【課題】タンブリング装置において、原料肉をマッサージドラムに自動的に搬送供給し、さらにマッサージドラムから自動的に次工程へ搬送して、ハム製造時の生産性を向上でき、しかもピックル液などの飛散に伴う床面の清掃の手間を大幅に軽減できるようにする。
【解決手段】複数基のタンブリング機1と、原料肉M1をマッサージドラム2に供給する原料肉供給手段Aと、原料肉M2をマッサージドラム2から次工程へ自動送給する原料肉送出手段Bとを備えている。原料肉供給手段Aは、入口タンク23、供給通路25、分岐通路26、分岐通路26とマッサージドラム2の導入口15とを接続する付換通路28、原料肉M1を変向案内するガイド体29と、マッサージドラム2に真空圧を作用させる真空源22等でタンブリング装置を構成する。以て、供給通路25内の原料肉M1を真空圧の吸引作用によって搬送する。 (もっと読む)


【課題】原料肉を、インジェクターの送りコンベアに対して適正なタイミングで自動的に移載でき、原料肉の重量管理を簡便に行うことができる自動送給装置を提供する。
【解決手段】整形作業台5に隣接する第1コンベア装置6と、インジェクター1の送りコンベア2に隣接する第3コンベア装置8と、両コンベア装置6・8の間に配置される第2コンベア装置7とからなる。第1コンベア装置6は、コンベアユニット11と、コンベアユニット11に載置された原料肉Mの重量を計測する計測装置12とからなる。第2コンベア装置7は、コンベアユニット22と、コンベアユニット22を第1コンベア装置6の搬送面と、第3コンベア装置8の搬送面との間で昇降操作する昇降機構23とで構成する。第3コンベア装置8のコンベアユニット37の送り動作を制御装置9で制御して、送りコンベア2の送り状況に合わせて原料肉Mを適正に供給できるようにする。 (もっと読む)


【課題】原料肉塊を圧縮整形する過程で発生する空孔を除去して、スライスハム商品の歩留まりの向上を図り、その製造コストを削減できるハム製品の自動包装装置を提供する。
【解決手段】原料肉塊Mを所定形状に圧縮整形する整形部1と、整形部1から送出された柱状の1次肉塊M1に含まれる空孔を除去する脱気シリンダー2と、整形された肉塊をケーシングCに充填する包装部4とを備えている。脱気シリンダー2には、テーパー筒状の脱気筒22を設ける。脱気筒22の出口側の直径寸法は、1次肉塊M1の直径寸法より小さく設定する。以て、脱気シリンダー2を通過する1次肉塊M1を脱気筒22で絞って、1次肉塊M1に含まれる空孔を押し潰し、同時に空孔内にあった空気を強制的に押し出す。 (もっと読む)


【課題】原料肉に対してマッサージ処理を行う複数台のマッサージ装置と、冷却水を供給する一台のチラーユニットとを含み、タンク内の洗浄作業に伴う冷却水の温度上昇を確実に防ぐ食品加工システムの提供。
【解決手段】各マッサージ装置1に至る送給流路41の途中に、冷却水を冷却水通路31に送り込むことなく回収流路42を介してチラーユニットに戻すためのバイパス流路43を設け、送給流路41とバイパス流路43との間には、冷却水が冷却水通路31に向かう方向とバイパス流路43に向かう方向との間で、冷却水の進行方向を制御する三方弁45を設け、この三方弁45で冷却水の進行方向を切り換え操作することにより、冷却水通路31への冷却水の送給状態をマッサージ装置単位で制御する食品加工システム。 (もっと読む)


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