説明

ロック技研工業株式会社により出願された特許

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【課題】従来蒸着膜等を形成したフィルムの搬送に用いるロール(搬送ロール)には、周面の蒸着膜等が対向する部分にフィルム非接触部を形成したものが用いられているが、フィルムにはフィルム非接触部により皺が生じる。本願発明は、その皺が生じ難い搬送ロールを提供することを目的とする。
【解決手段】搬送ロール13の週面(表面)には、フィルム31の蒸着膜32が対向する部分にフィルム非接触部26を形成し、そのフィルム非接触部26の両側にフィルム接触部27を形成してある。フィルム接触部27は、端面側の直径D1をフィルム非接触部26側の直径D2よりも大きくして(D1>D2)、テーパーを形成してある。フィルム31には、フィルム接触部27のテーパーによりY3方向の力が加わり、フィルム31の幅を広げる力が加わるため皺が生じない。 (もっと読む)


【課題】蒸着装置の真空室内に設置するガイドロールにおいて、フィルムが往復してもフィルムに皺が発生しないガイドロールを提供する。
【解決手段】ガイドロール511,512の表面に螺旋状の梨地部521,522を形成してある。両梨地部は、ガイドロールの中央において旋回方向が逆になり、かつ両ガイドロールの梨地部は、旋回方向が逆である。フィルムFは、Z1方向へ移動するときガイドロール511と接触し、Z2方向へ移動するときガイドロール512と接触する。両ガイドロールは、ガイドロール支持部材531,532を半回転して切替える。即ちガイドロール511,512は、フィルムの移動方向に対応して切替える。 (もっと読む)


【課題】印刷機のガイドロールにおいて、ウエブがガイドロールを通過するとき、ウエブに皺が生じたり、ガイドロールの表面形状が転写されたりするのを防止すること。
【解決手段】ガイドロール15の表面には、螺旋状の梨地部17を形成してある。梨地部17は、ガイドロール15の中央において旋回方向が逆になり、その中央において連続(連結)している。ウエブ14は、ガイドロール15に接触してX4方向へ移動するとき、梨地部17によりX5方向へ広がろうとするため皺が生じない。また梨地部17は、従来の螺旋状の溝のように凹部を有しないため、ガイドロールの表面形状(梨地部の形状)がウエブ14に転写されることはない。 (もっと読む)


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