説明

有限会社筒井精研により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】経済性に優れた耳縁切除具を提供する。
【解決手段】略直交する二つのガイド面11A、11Bからなる山形断面の定規部11と該定規部11の両端部11a、11bにそれぞれ対応して設けられた刃体取付部Pを備えたホルダー1と、上記各刃体取付部Pにそれぞれ着脱自在に取付けられる刃体2で耳縁切除具を構成する。係る構成によれば、長期の使用によって上記刃体2の切れ味が低下したような場合には、該刃体2のみを再研磨することで再使用でき、また再研磨の繰り返しによってそれ以上の再研磨が不能になった場合には、この刃体2のみを新品に交換し、上記ホルダー1はそのまま継続して使用することができ、例えば、耳縁切除具全体を取り換える従来造の耳縁切除具に比して、極めて経済的なものとなる。 (もっと読む)


【課題】 切削工具において、シャンクの刃物嵌着孔に対する刃物の固定保持力を高め、精度上の信頼性の更なる向上を図る。
【解決手段】 シャンク1の先端面1a上に開口する刃物嵌着孔3に刃物2の固定部21を嵌挿し、これを固定ビス6によって押圧固定する切削工具において、刃物嵌着孔3の内壁面のうち、その周方向において固定ビス6に対応する部分を含む所定範囲を、シャンク1と一体的に形成され且つ固定ビス6の押圧力を受けて刃物嵌着孔3の内方へ変位する当板体5で構成する。係る構成によれば、固定ビス6の押し込み力によって当板体5が刃物嵌着孔3の内方へ変位し、その略全面が刃物2の固定部21の手前側の面に衝合当接されるとともに、該刃物2が押し込み方向前方へ移動し、その前方側の面が刃物嵌着孔3の内壁面に押し付けられ、刃物2の固定部21には、その手前側の面と前方側の面の双方に摩擦力が作用し、刃物嵌着孔3に対する刃物2の固定保持力が高められ、該刃物2の位置ズレ防止が確実となり、切削工具の精度上の信頼性の更なる向上が図られる。 (もっと読む)


【目的】 刃先の損傷を招くことなく刃先突出量の調整を容易・迅速且つ精度良く行う。
【構成】 刃物位置決め用治具10に、刃物ホルダー2の外周面2aに密着嵌合可能な円弧面状の径方向位置決め面11,12と、該刃物ホルダー2に対してその周方向において係合し該刃物ホルダー2との周方向における位置決めを行う周方向位置決め面13と、上記径方向位置決め面11,12と周方向位置決め面13とによりそれぞれ位置決めがなされた状態において上記刃物装着部3の側壁3bの面方向に直交する方向に延びて上記刃物4の刃先4aをその突出方向において当接可能とする平面状の刃先当接面14とを備える。かかる構成とすることで、刃物4を押圧部材5により刃物ホルダー2側に押圧固定する場合において、該刃物4の刃先4aと治具10の刃先当接面14との間に過大な力が作用するということがないため、該刃先4aの損傷が未然に且つ確実に防止され、良好な切削能力が確保される。 (もっと読む)


1 - 3 / 3