説明

株式会社ギフ加藤製作所により出願された特許

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【課題】金属加工金型の寿命向上のため、高い塑性変形硬さ、高い剥離臨界荷重、被加工材との焼付き性を向上させる金型表面用保護膜を形成すること。気相薄膜形成法を用いて保護膜を形成する場合は、蒸発源の費用を抑えられること。
【解決手段】金属表面に形成される、遷移金属元素の窒化物とモリブデン窒化物との化合物からなる金型表面用保護膜。チタン含有窒化物とモリブデン窒化物との化合物。TiN、(Ti,Al)N、CrNのうち何れか一つのチタン含有窒化物と、MoNのモリブデン窒化物との化合物。(Tia,Mob)N1-a-bであって、aおよびbは原子比を示し、Mo含有比率;Mo/(Mo+Ti)が20〜60%である。((TiAl)a,Mob)N1-a-bであって、aおよびbは原子比を示し、Mo含有比率;Mo/(Mo+Ti+Al)が40〜80%である。500℃以下で加工する金型に適用する。 (もっと読む)


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