説明

タカヤ化成株式会社により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】表皮一体型ヘッドレストにおいて、表皮体へのフレームの挿入配置作業が容易且つ的確に行なえ、且つヘッドレストの製品精度の向上を図り得るような表皮構造を提案する。
【解決手段】表皮体1に、ステー挿通穴18と樹脂注入用の注入口16とは別に、フレーム2を表皮体1内に挿入するための横長のフレーム挿入開口17を設けているので、
フレーム挿入開口17を開口させることで、第1フレーム材21と第2フレーム材22から構成された複雑な形体をもつフレーム2を表皮体1内に容易に挿入配置することができ、該フレーム2の挿入作業の簡易迅速化によってヘッドレストの製造コストの低減が図れるとともに、表皮体1に設けられる注入口16の形成位置を、フレーム挿入開口17の形成位置に影響されることなく、発泡樹脂材の膨張特性上において最適な位置に設定することができ、表皮体1内におけるコア3の成形精度が良好に維持され、延いては、ヘッドレストの商品価値の向上が期待できる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造及び作業で表皮体に対するインサート材の位置決め保持を確実に行ない得る表皮一体発泡成形品の製造方法及び該方法により得られる表皮一体発泡成形品を提供する。
【解決手段】 表皮体1と、該表皮体1内に配置されたインサート材2と、該表皮体1内において発泡樹脂材の発泡成形によって形成されるとともにその内部にインサート材2を埋包したコア6とからなる表皮一体発泡成形品において、インサート材2に取り付けられ且つコア6内に埋包された位置決め材5によってインサート材2の上記コア6内における位置決めをしている。係る構成とすることで、コア6内の適正位置にインサート材2が配置され、上記表皮一体発泡成形品の適正な強度性能が確保されるとともに、コア6の適正な弾力特性が得られ、これらの結果、表皮一体発泡成形品の使用感の向上及び使用上の信頼性が向上する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2