説明

株式会社テック・ヤスダにより出願された特許

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【課題】台板上の多数のワークをそれらの対向壁面を押圧することによって固定するワークパレット及び当該ワークパレットで用いる固定具に関し、多数の固定具に一括して流体圧を供給することが可能な小型の固定具を得る。
【解決手段】台板に固定するベースの下面にシリンダが突設され、このシリンダの外周面には円周溝が形成され、この円周溝の上下にシールリングが配置される。シリンダには、ピストンロッドを伸張又は縮退させる方向に付勢されたピストンが嵌挿され、ピストンロッドは、ベースの底板を貫通して延びている。ベースには、シリンダ内のロッド側の流体室に流体圧を供給する通孔が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ワークの中心を基準としてワークを把持するワークバイスにおいて、ワークを高い剛性で支持することが可能なワークバイスを得る。
【解決手段】
口金を開閉するねじ杆は、軸方向両側に右ねじと左ねじとを備え、左右のねじに口金台のナット部材が螺合している。口金台には、ねじ杆の両側に、ねじ軸方向に細長いガイド板が固定されている。一方の口金台に固定したガイド板と他方の口金台に固定したガイド板とは、その対向する平面同士が摺動自在に面接触した状態で、基台のガイド溝に摺動自在に嵌合している。内側のガイド板とガイド溝の内側内壁面との間に、また外側のガイド板とガイド溝の外側内壁面との間に、ねじ軸方向のガイド条が形成されている。 (もっと読む)


【課題】旋回割出装置や揺動装置がワーク固定台の外側に突出しないコンパクトな構造の5面加工用のインデックス装置を提供する。更にワーク固定台の高い割出精度及び面精度と高い剛性を備えた上記装置を提供する。
【解決手段】テーブルに固定される逆門形のフレームと、その逆門形の下辺と平行に配置された揺動駆動軸と、逆門形フレームの柱に沿って配置した揺動従動軸と、当該柱の先端に同一軸線上に設けた支え軸と、両側を支え軸に固定されたモータマウントと、このモータマウントに軸支されたワーク固定台とを備える。揺動駆動軸と揺動従動軸とは、ねじ歯車で回転連結され、揺動従動軸と支え軸とは、ハイポイドギヤで回転連結されている。モータマウント25には旋回割出モータが、逆門形フレームの両柱の間に位置するように装着されている。 (もっと読む)


【課題】工作機械のテーブル等にワークを固定するのに用いるワークバイスに関するもので、手動と流体圧のいずれでもワークの把持・開放を行うことができ、流体圧動作のときに移動口金に必要最小限の進退ストロークを設定することができるコンパクトなワークバイスを提供する。
【解決手段】移動口金15を取付けるスライド台19と基台3に所定の複数位置で係止される移動台18とを、ねじ杆23及び螺進退部材50を介して連結する。螺進退部材50は、ねじ杆23の回動により進退する。スライド台19は、螺進退部材50に対して進退自在であり、進出方向には螺進対部材50の外周又はスライド台19の内周に設けた鍔47で押され、退避方向には圧縮ばね56や戻り側流体室65の流体圧で鍔47に向けて付勢されている。 (もっと読む)


【課題】回転体を定められた複数の角度位置で固定するのに用いる噛合いカップリングに関し、歯車相互を噛合わせる押付力が小さくて良く、回転力が加わったときでも高い割出精度を維持でき、スプライン部分の遊隙による割出精度の低下や割出剛性の低下を回避することも可能な、噛合いカップリングを提供する。
【解決手段】円錐状の外周面に円筒面上での歯厚が歯幅方向に楔状に変化する外歯16を形成したテーパ平歯車7と、このテーパ平歯車に噛み合う内歯19を円錐内周面又は正多角錐内周面に形成したテーパ内歯歯車8との対からなる噛合いカップリング6である。嵌脱の際に進退するテーパ平歯車7又はテーパ内歯歯車8を軸方向移動自在に案内しているスプライン15との嵌合部を楔作用で軸直角方向に締め付けることにより、高剛性かつ高精度で回転体3を割出す。 (もっと読む)


【課題】工作機械のテーブルに装着して対向する支持台でワークの両端を保持する両持ち型のワーク割出台に関し、ワークの捩れ変形による加工誤差や加工中のびびり振動が発生する問題を解決し、更に割出角の固定及び解除を軽い力でかつ短時間で行うことが可能で、工作機械の動きを利用して自動的に行わせることも容易に可能な装置を得る。
【解決手段】割出角を保持するカップリング8を駆動側支持台2aと従動側支持台2bとの両方に設け、2つのカップリングを同期して嵌脱させる同期機構を設けている。この同期機構中にばね24bを介在させて、一方が他方に対して僅かな時間差をもって嵌脱するようにしている。 (もっと読む)


【課題】工作機械のテーブルや計測器の定盤にワークを固定するのに用いるクランプ具及び当該クランプ具を複数個備えたクランプ台に関し、上下方向の寸法の小さい小型のワーククランプ具を提供する。
【解決手段】上向面に複数段の傾斜滑り面13を備えた側面L形のベース1と、上面がベース1の底面と平行で下面に傾斜滑り面13に摺接する複数段の移動滑り面31を備えた滑り部材3と、締結ボルト61の締結力で滑り部材3を押下する昇降蓋4と、この昇降蓋と滑り部材3との間の幅方向の相対位置関係を規制しているガイド溝33と、滑り部材3をベースの固定壁面12側に付勢している復帰ばね64とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ワークバイスの口金部分の構造に関するもので、特に、ワークの被把持面の傾斜に従って口金を傾動させる構造の改良に関し、磨耗等により生じた遊隙に起因して、ワークの把持位置に誤差が生じたり、把持したワークを加工するときにワークが振動する問題を防止する。
【解決手段】ワーク側に位置する前面部材1の背面の凸円弧面12と、背面部材2の前面の凹円弧面22との滑り移動自在な当接により前面部材を傾動自在に支持し、前面部材1と背面部材2との間に設けた円弧溝21と円弧畝11との嵌合により前面部材1の上下位置を規定している口金構造において、前記凹凸の円弧面22、12を、前面部材1から背面部材2に作用する把持反力により、前面部材1を下方(バイスの基台側)に押し動かす方向の分力を生ずる方向の傾斜円弧面(円錐面)とする (もっと読む)


【課題】工作機械のテーブルや定盤のワーク載置面にワークを固定するのに用いる固定具に関し、平坦なワーク載置面に、ワークの側面ないし周縁の面を把持して固定する構造の、複雑な平面形状を備えたワークの固定にも容易に対応可能な汎用性を備えた小型のワーク固定具を提供する。
【解決手段】ベースに上方へ離脱不能かつワーク把持方向に移動可能に装着されたスライド部材2と、前面(ワーク把持方向を向く面)とその背面とに下向きの傾斜滑り面34a、34bを備えた駆動楔3と、この駆動楔の昇降装置4、37と、前面の前記傾斜滑り面34bに摺接する上向きの傾斜滑り面61を背面に備えた口金6と、この口金を反ワーク把持方向に付勢する復帰ばね7と、背面の前記下向きの傾斜滑り面34aに摺接する前記ベースと一体の上向きの傾斜滑り面16とを備えている。 (もっと読む)


【課題】バイスなどに取付けてワークを把持するのに用いる口金に関し、製造が簡単で口金の厚さも薄くでき、横方向の把持反力が繰返し作用したときの耐久性にも優れた二次元方向に傾動可能な口金を得る。
【解決手段】裁頭面をワーク把持面6とした裁頭半球体2と取付基体1とを備え、この裁頭半球体2と取付基体1との間に当該裁頭半球体2の球中心を中心とする凹凸の球面を備え、この凹凸の球面が滑動自在に面接触することにより前記ワーク把持面6の傾動を可能とした二次元傾動口金において、前記凹球面を形成する球面凹所5が取付基体1の内側に突設した支持突起4の頂部に形成され、前記凸球面を形成する半球突起7が裁頭半球体2の反把持面側中央に突設されている。 (もっと読む)


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