説明

株式会社オオビケンにより出願された特許

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【課題】 乳酸菌とサッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株からなる発酵酵母の増殖時間差を利用することにより、有機質廃棄物中の雑菌を乳酸菌により滅菌させた後、サッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株を増殖させるときに、乳酸菌を養分として増殖させることにより、雑菌の繁殖を抑制しながら醗酵酵母による醗酵を良好にすることができる有機醗酵飼料の製造方法を提供する。
【解決手段】 有機醗酵飼料の製造方法は、一般家庭、食品関連事業、農林漁業などから排出する有機質廃棄物に、サッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株からなる醗酵酵母を添加した後、所定温度の雰囲気中で所定時間放置し、サッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株により発酵処理が行われるまでの時間は、有機質廃棄物を乳酸菌により乳酸発酵させて有機質廃棄物中の雑菌を滅菌させ、所定時間経過後、サッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株が活性化した後には、乳酸菌を栄養素として増殖させて乳酸菌を減少させ、サッカロミセス・セレビシエ・カケガワ株により有機質廃棄物を発酵させて有機醗酵飼料を生成する。 (もっと読む)


【課題】 きのこの廃培地に含まれる雑菌の繁殖を抑制し、醗酵酵母による醗酵を良好にすることができる有機醗酵飼料の製造方法を提供する。
【解決手段】 有機醗酵飼料の製造方法は、コーンコブやオガクズに米糖、ふすまを少なくとも混合したきのこ培地できのこを栽培した後の廃培地に、サッカロミセス・セレビシエ株(受託番号FERM P−18964)からなる醗酵酵母を添加する。このきのこ廃培地を所定温度の雰囲気中で所定時間放置して乳酸菌により乳酸発酵させて上記廃培地中の雑菌を滅菌する。その後、所定温度の雰囲気中で上記サッカロミセス・セレビシエ株により上記乳酸菌を減少させながら上記廃培地を発酵させて有機醗酵飼料を生成する。 (もっと読む)


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