説明

冨士製餡工業株式会社により出願された特許

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【課題】豆茶のGABAを富化するために発芽直前まで吸水させるという工程を採用しても、アントシアニジンおよびその他の水溶性のポリフェノール総量が減少することなく、そればかりかポリフェノール総量が富化された黒豆茶または小豆茶などの豆茶とすることである。
【解決手段】抽出時の2〜6倍に濃縮された豆の熱水抽出液を発芽用水とし、これを黒大豆または小豆に発芽直前または発芽時の大きさ(浸漬前の1.5〜2倍の体積)に膨潤するまで吸収させた茶原料を焙煎した豆茶とする。発芽用水は、豆の細胞と同等以上の浸透圧であり、さらに種子の吸水機能によって豆から水溶性ポリフェノールなどが熱水抽出液中に流出することなく、さらに多量の蛋白質、澱粉、脂肪および水溶性のポリフェノールが茶原料の豆に吸収される。 (もっと読む)


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