説明

西垣ポンプ製造株式会社により出願された特許

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【解決手段】翼室2内の羽根車3により吸込路から翼室2へ吸入された搬送液を翼室2から気液分離路6を経て吐出路7へ吐出する揚液作動のほかに、羽根車3により翼室2内の自吸液を気液分離路6を通して翼室2内に戻して循環させながら気液分離する自吸作動を行うことができる。気液分離路6には、翼室2内の自吸液を気液分離路6へ主渦流として噴出することができる主孔11を設けるとともに、その主孔11よりも上流側で翼室2内の自吸液を気液分離路6へ副渦流として噴出することができる副孔12を設け、その副渦流の回転向きを主渦流の回転向きに対し逆向きに設定している。
【効果】副孔12からの副渦流により主渦流を減衰させる減衰手段が簡単になって気液分離路6内の形状が簡単になるとともに、その減衰手段の形成作業が容易になる。 (もっと読む)


【解決手段】翼室2内の羽根車3により吸込路15から翼室2へ吸入された搬送液を翼室2から吐出路7へ吐出する揚液作動のほかに、呼び水作用を行うことができる。吸込路15は、翼室2に面する吸込室16と、吸込室16に対し隔壁19により区画されて第一の連通口21を介して連通する貯液室20と、吸込室16に対し吸込口17を介して連通するとともに貯液室20に対し第二の連通口22を介して連通する供給室18とを備えている。
【効果】吸込路15において搬送液が供給室18から逆流した際に主に吸込室16や翼室2の搬送液が吸込口17から逆流し、吸込室16に対し隔壁19により区画した貯液室20の搬送液が逆流しにくくなり、貯液室20に搬送液が残り易くなるとともに、貯液室20に残った貯液が第一の連通口21から吸込室16を通って翼室2に戻り易くなり、吸込室16や翼室2に呼び水を確保し易くなる。 (もっと読む)


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