説明

株式会社木暮製作所により出願された特許

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【目的】内張り耐火層の摩耗を抑制しながら内部装入物の処理を良好に行うことのできるロータリキルンと、その内張り施工を好適に行う方法および型枠を提供する。
【構成】型枠5はシェル2の内面部に沿う凸状面6Aを形成する横断面円弧状の覆工板6を有し、その凸状面6Aには覆工板6の長手方向に延びる凹溝10Aと突条10Bが形成されると共に、その凹溝10Aと突条10Bが凸状面6Aの曲がり方向に交互に形成される。このような型枠5を用い、シェル2の内側全域に不定形耐火物Rの打設を行い、打設後の不定形耐火物から成る耐火層3の内表面に凹溝10Aによる山部3Aと突条10Bによる谷部3Bとを形成する。 (もっと読む)


【目的】ロータリキルンのシェル全周を良好に冷却することのできる簡易構造の装置および方法を提供する。
【構成】内周面に耐火物から成るライニング層15が設けられるロータリキルンのシェル14を被覆するジャケットカバー7を備える。ジャケットカバー7は冷却空気を受け入れる導入口9と、シェル14からの放散熱により加熱された冷却空気を外部に排出するための排気口11とを有する。導入口9には送風機10が接続され、排気口11には排風機12が接続される。又、ジャケットカバー7の内周面には、フィン18が設けられる。そして、送風機10と排風機12の作動により導入口9より流入した冷却空気を、フィン18によりシェル14の外周面に沿って螺旋状に旋回させながら排気口11へと導き、シェル14からの放散熱によって加熱された高温状態の冷却空気を排気口11からジャケットカバー7の外部に排出する。 (もっと読む)


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