説明

株式会社地盤試験所により出願された特許

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【課題】本発明は、杭頭に対して重錘の落下による所定の衝撃力の伝達を所定の伝達時間で実現するとともに、装置を小形化した杭の急速載荷試験装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る杭50の急速載荷試験装置1は、杭頭51と重錘60との間に配置され、頂部に緩衝材を用いた重錘受体8を備えたシリンダーロッド4により重錘60の落下による落下衝撃荷重を受け、このシリンダーロッド4及びその底部に配置した緩衝体14を介して杭頭51に伝達する油圧シリンダー3を用いた落下衝撃荷重伝達手段2と、油圧シリンダー3のシリンダーロッド4から杭頭51への衝撃荷重の伝達力、伝達時間の調整を、油圧シリンダー3の上部、下部シリンダー室11、12に対する所定の油圧をもった油の供給及び上部、下部シリンダー室11、12からの吐出油の受け入れにより行う油圧調整手段20とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】
杭の支持力判定に必要な信頼性の高いデータを短い時間でかつ経済的に得ることのできる杭の急速載荷試験法を提供する。
【解決手段】
杭1の杭頭に重錘2を落下させる。重錘2はその落下高さを段階的に低い方から高い方に変え、各高さから落下させる。そのときの杭頭の加速度の経時変化を杭頭に設置した加速度計4によって求める。杭頭の変位は加速度計4によって求めた加速度の積分値として求める。 (もっと読む)


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