説明

清峰金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】活性金属を含む銅合金の連続鋳造において、溶湯の過冷却および酸化物系介在物に起因する粒状組織の生成を抑える連続鋳造用鋳型およびこれを用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】溶湯に含まれる酸化物系介在物は、セラミックフォームフィルター7により除去される。また、セラミックフォームフィルター7を通過する溶湯15は、セラミックフォームフィルター7により整流される。よって、乱流に伴う酸化物系介在物の生成が抑制される。さらに、セラミックフォームフィルター7は例えば前述した熱架橋点31と比較しても熱容量が小さく、このため溶湯15がセラミックフォームフィルター7により抜熱され、溶湯15の急激な温度低下に伴う過冷却が生じにくい。 (もっと読む)


【課題】電子機器の小型化は、世界的に課題となっている。電子機器のマイクロ化のためには、該小型機器内の配線が細く、高強度、高延伸性であることが必要である。ところがいずれの従来技術においても、単線状態では強度と延伸性及び導電性が同時に満足される物は得られていない。本発明は、これを解決し従来にない高強度と延伸性を両立させた超微細結晶粒度の銅合金細線の単線を創始し、電子産業界に提供することを目的課題とするものである。
【解決手段】Cu-Ni-Si系コルソン合金の細線の新規組成と、鋳造組織と溶体化処理条件の検討、析出処理条件の検討、などの新しい加工方法を創始したことに加えて、高い加工度により、伸線加工し、高強度と良好な延伸性と高い導電性を兼有する1μm以下の超微細結晶粒度を有する新コルソン細線の画期的製造方法を創始したことにより、従来不可能であった課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】 従来の縫製品の構成材料は、特に形状保持の衣料の製造において、ステンレス繊維を使用しているので、縫針の先端折片など有害物の検出において、検針器が誤作動を起こし、正確な検出除去のためには、支障があり、全体の生産性を低下させるという問題点があつた。また、鉄製ボタンなどを銅製品に代えて、この問題を改善しようとする新技術も提案されているが、ステンレスの代わりになる銅合金としては、強度が不足し、形状保持のためには問題があった。本発明は上記の危険鉄片の検出の不正確の改善と代替え材料としての銅基合金の強度を改善することと、該危険物の探知の正確化とを目的課題とするものである。
【解決手段】 本発明では衣料の形状保持のための材料として、非磁性の銅基合金で高強度のものを、開発し、新規な金属組成物と独特な製造方法を、この技術分野に適用することにより、正確に縫針等有害物の有無を検出できるようにして解決した。 (もっと読む)


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