説明

株式会社荒畑園により出願された特許

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【課題】 従来は廃棄されていた秋冷茶以降の茶葉を加工することにより、葉緑素(クロロフィルa)の含有量が多量である一方で、カフェインの含有量が少量である加工茶葉並びにその製造方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 二番芽を摘採した後に生長した三番芽B3から更に生長した秋芽B4を秋冷茶として摘採した後、この秋芽B4の下方部分の三番芽B3を摘採するとともに、この三番芽B3を製茶加工して得られたことを特徴として成るものであり、葉緑素(クロロフィルa)の含有量が多量である一方で、カフェインの含有量が少量である加工茶葉を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 メチル化カテキンを含みながらも、香味に優れた加工茶葉を製造することのできる、新規な加工茶葉の製造方法並びに加工茶葉の開発を技術課題とした。
【解決手段】 メチル化カテキンの含有量が多い品種の生茶葉を用いて加工茶葉を製造する方法において、この方法は、生茶葉を60〜80℃の低温下で攪拌することによりメチル化カテキンの消滅を抑えながら水分を除去する熱風処理工程を有するものであり、且つ紅茶風味を発現させるものであることを特徴として成り、メチル化カテキンの含有量を著しく低下させることがなく、醗酵工程を要することなくテアフラビンの含有量を増加させることが可能となり、紅茶風味を呈する加工茶葉を製造することができる。 (もっと読む)


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