説明

構造品質保証研究所株式会社により出願された特許

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【課題】既存構造物と補強材との間をシックハウスの原因物質を含まない高靱性接着剤を用いて靱性型接合部を形成して補強材と既存構造物とを接合する既存構造物の補強構造および補強方法の提供。
【解決手段】既存コンクリート構造物を含む既存構造物11の架構12と該架構12内に挿入配置される補強材21との間に高靱性接着剤を用いてなる靱性型接合部を介在させて相互を接合し、最大強度(τmax2)は小さいものの、最大相対変位(ひずみ)δmax2は大きくして補強材21と既存構造物11との間の相対変位を適度に許容しながら力を伝達させることで、既存構造物11や補強材21の局部的な破壊を避け、境界面全体で力を伝達し、補強材21の抵抗力を100%引き出すことができるようにした。 (もっと読む)


【課題】架構の大きな変形に対して面材の定着効果を安価、迅速に持続させることができる架構への面材の定着工法および定着構造ならびに帯状補強材の提供。
【解決手段】架構11と接する部位に位置する面材21の少なくとも表面22側に設置した弾性、柔軟性および貫通抵抗性を備える帯状補強材31と、面材21を架構11側に最終定着させるべく、帯状補強材31と面材31とを貫通させて架構11側にその大部分が埋め込まれた貫通材51とで構成することで、簡易、迅速、安価に面材21の定着を行い、架構11の耐力を確保、向上させ、面材21の脱落の危険性を減ずることができるようにした。 (もっと読む)


【課題】圧縮材製部材のせん断変形自体に靱性を付与することにより、構造物の脆弱的な破壊を避ける方法で、安価、迅速、確実な補強方法およびその構造の提供。
【解決手段】所定の立体形状を呈する圧縮材製部材11の表面に対し、ひび割れを分散してせん断変形性能を向上させるべく均質性、弾性、および数%程度までの破断歪みに耐える靱性を備える補強シート21を、ひび割れ分散を起こさせる剛性に相当する厚さで、ひび割れ分散を起こさせる強度を有する接着剤を塗布してなる接着層を介して接合固着した。 (もっと読む)


【課題】従来技術に比べ、性能、施工性、コスト面で優れる構築物補強方法、補強材、接着剤、ならびに補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、材軸方向の引張荷重に対して弾性であり、かつ、これ以外の荷重に対する剛性が、人力で容易に目に見える変形を生じさせ得る程小さい高屈曲性材である補強材を、構築物の部材および周囲に取りつけるものである補強対象物に定着し、該補強対象物を補強することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 新設や既設の構造物の壁の補強を迅速かつ確実に行うことのできる接続装置、壁の補強方法および補強構造を提供する。
【解決手段】 本発明の壁の補強方法は、角筒状を有し、構築物の壁の補強を行うため、壁の隅角部または壁の梁との隣接部に配置される接続装置および帯状シート材である補強材を準備し、構築物の前記接続装置を設置すべき壁の隅角部の少なくとも斜め対向する隅角部または壁の梁との隣接部に、準備した接続装置の形状に対応した孔をあけここに該接続装置を設置し、この接続装置の1辺と柱または梁を前記補強材で巻き込むとともに、この接続装置の他辺を利用して、斜め対向する接続装置または水平に対向する接続装置との間に、補強材を斜材状または水平材状に設置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】母材の表面状態(凹凸がある場合、扁平な場合等)、母材の種類(鉄筋コンクリート、木等の構造材料、ブロック、レンガ等の非構造材料等)等に対応可能であり、迅速かつ安価に補強効果の向上を図ることができる、構造物の補強方法、補強構造および補強材の提供。
【解決手段】部材1において、補強材5は、母材3に対して定着されている。すなわち、補強材5及び母材3は、互いに拘束されるように設置されている。この拘束の機構は、大別して2種類ある。第1の機構は、接着拘束であり、第2の機構は、形状的拘束である。接着拘束は、接着剤11により補強材5を母材3に接着することにより実現される。この場合、ギャップ発生により接着が離れた区間(以下、自由区間と呼ぶ)が生じた後も、周辺に接着された部分が存在する限り、接着拘束は、存続し得る。該補強材は、ヤング率と厚さの積を用いてその設計寸法が決定される。 (もっと読む)


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