説明

株式会社篠塚研究所により出願された特許

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【課題】停止の可否を迅速かつ的確に判断した上で設備の稼動停止をおこなうことのできる緊急地震速報等を利用した防災システムおよび施設の稼動停止方法を提供する。
【解決手段】防災システム10は、気象庁から配信される緊急地震速報をはじめとする地震速報データを取得するデータ取得部1と、データ取得部1によって取得された地震速報データに基づいて対象サイトの地震動の強さを示す第1の地震データを推定する算定部2と、対象サイトにおける施設の稼動停止の可否の閾値となる第2の地震データを格納する格納部3と、第1の地震データと第2の地震データの大小を判別する判別部4と、判別部4による判別結果に応じて施設の稼動を緊急停止させる指令信号を発信する発信部5とを具備している。第2の地震データは、緊急停止をした場合としない場合双方の損失関数の交点から特定できる。 (もっと読む)


【課題】道路トンネルの構造や防火対策、設計交通量等の条件を加味して、道路トンネルの火災リスクを精度良く定量的に評価することができるトンネル火災リスク評価システム、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】少なくとも評価対象トンネルの設定条件と、火災事故の発生頻度と、火災被害の大きさに影響を与え得る各事象の発生確率とをそれぞれ記憶する記憶手段と、複数の火災シナリオを生成して各々の生起確率を算定する火災シナリオ設定手段と、すべての火災シナリオについて、道路トンネルにおける火災性状予測、避難行動予測および火災被害算定を行うシナリオ別火災被害算定手段と、各火災シナリオの火災被害および生起確率と上記火災事故の発生頻度とを用いて、評価対象となる道路トンネル内の火災被害期待値を算出して出力する火災リスク評価手段とを備える。 (もっと読む)


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