説明

財団法人大阪府水道サービス公社により出願された特許

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【課題】 Mn除去槽から着水に返送される返送水を効果的に中和処理して着水井の酸化剤の使用量を少なくすることができる浄水処理設備を提供すること。
【解決手段】 浄水用の原水を取水する着水井4と、原水に含まれた懸濁物を沈殿除去する沈殿池6と、沈殿池からの上水を所要の通りに水処理する水処理設備8と、沈殿池6にて分離された上水汚泥を濃縮する濃縮槽10と、濃縮槽10にて分離された濃縮汚泥を脱水する脱水装置14と、濃縮槽10の上澄み水に含まれたマンガン成分を除去するMn除去槽12と、Mn除去槽12からの返送水を着水井4に返送する返送ライン19と、を備えた浄水処理設備。返送ライン19には中和槽20が設けられ、ガスエンジン又はガスタービンからの燃焼排ガス又はこの燃焼排ガスを利用した炭酸水が中和槽20に供給され、この中和槽20にて返送水が燃焼排ガス又は炭酸水によって中和処理される。 (もっと読む)


【課題】 浄水場におけるリターン水中のマンガンを効率よく除去するとともに、原水のpH上昇にも対応したリターン水の利用方法を提供する。
【解決手段】 浄水処理過程における凝集沈澱物からの回収液又は浄水処理過程における濾過槽の洗浄水など浄水処理過程で発生する排水の全部若しくはその一部を、粒状活性炭を成形してなる電極を陽極27に、電気的に不活性な導電体からなる電極を陰極25にして電解処理するか、あるいは、電気的負荷47を介して電気的に導通した光触媒電極(負極45)と電気的に不活性な導電体からなる電極(正極43)を用い、前記光触媒電極に紫外線を照射処理した後、その処理水全体又は好ましくはpHが低下した陽極側の処理水や負極側の処理水を原水又は中間処理水として再利用する。 (もっと読む)


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