説明

株式会社大枝建機工業により出願された特許

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【課題】種々の既設杭、既設杭が破断したもの、既設杭の破片などを撤去できるようにし、さらに、杭以外の埋設物も撤去できるようにする。
【解決手段】下端の開口縁に堀削刃が設けられた円筒状のケーシング1と、ケーシング1を軸回転させて地盤を堀削するケーシング駆動機構と、ケーシング1内に設けられた左右一対の掴み片4A,4Bと、掴み片4A,4Bにより掴まれたケーシング1内の既設杭をケーシング1と一体に引き上げる引上機構とを含む。各掴み片4A,4Bは、開閉動作が可能であり、閉状態のとき上面開口のうつわ形状となる。昇降板5と一対の作動ロッド50A,50Bとはケーシング1の外周面上を一体に昇降可能であり、昇降板5により両方の作動ロッド50A,50Bを引き上げて掴み片4A,4Bを閉動作させ、昇降板5により両方の作動ロッド50A,50Bを押し下げて掴み片4A,4Bを開動作させる。 (もっと読む)


【課題】把持爪をケーシング内部に対して出没動作させるための構成の簡素化およびコンパクト化を実現する。
【解決手段】掘削刃を下端に有するケーシング2と、ケーシングを回転駆動させるケーシング回転駆動装置と、ケーシング2内に対して出没可能に設けられる把持爪4とを備えている。ケーシング2は、把持爪4が設けられる位置に内外に貫通する窓孔部71を有している。把持爪4は、水平面内で回動自由となるよう軸支部4Cが支持軸8のより窓孔部71内で軸支されるとともに、先端部4Aがケーシング2内に突き出て既設杭Pの下端に係合する係合位置と爪収容部70内に退避して既設杭Pの下端に係合しない退避位置との間を往復動しかつ突出部4Dがケーシング2の外周面より突き出た状態のままとなるようにその先端部4Aおよび後端部4Bの長さと回動角度範囲θとが設定されている。 (もっと読む)


【課題】既設杭を把持するために把持爪をケーシング内部へと突出させる駆動機構の構成を簡素化およびコンパクト化することを目的とする。
【解決手段】掘削刃を下端に有し既設杭を囲むように地中に打ち込まれるケーシングと、ケーシングの下部に回動自由に取り付けられる把持爪4と、把持爪4を回動させてケーシング内部に出没させる駆動機構とを有する。ケーシングは既設杭が挿入される内筒6と、内筒6の外側を囲む外筒7とから成り、内筒6と外筒7の間に把持爪4が回動自由に配備されている。駆動機構は、ケーシングの長さ方向に沿って敷設されるラック51と、ラック51と噛み合うように設けられたピニオン52と、ラック51を上下方向に往復動させる油圧シリンダと、ピニオン52と把持爪4との間に介在しピニオン52の回転を把持爪4に伝達する動力伝達部材9とを備える。 (もっと読む)


【課題】パイプ間の連結が外れるおそれがなく、各パイプの製作に手数と費用とがかからない地中押込み用連結パイプを提供する。
【解決手段】パイプ間の連結部分は、一方のパイプ12aの端部が他方のパイプ12bの端部に設けられた筒状部材13の内側に一定長さだけ挿入可能に形成されている。パイプ12aの端部の外周面には、第1の板片21を等角度位置に貼設することにより複数の凸面部20が形成されている。筒状部材13の内周面には、第2の板片31を等角度位置に貼設することにより隣り合う第2の板片31,31間に凸面部20が軸方向へ挿脱可能な凹溝部30が形成されるとともに、凹溝部30と直角方向に凸面部20が進入かつ係合可能な係合凹部40が形成されている。凸面部20が凹溝部30から係合凹部40に進入して係合した状態で各凹溝部30に板状のパイプの回止め片がそれぞれ挿入される。 (もっと読む)


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