説明

株式会社日本真空科学研究所により出願された特許

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【課題】偏光分離膜と反射膜のアレイを透明部材中に形成し、これに位相差フィルムを用いた偏光変換素子について、耐熱性および耐光性を高めるとともに、これを用いた投射型液晶表示装置の信頼性を高めることを課題とする。
【解決手段】偏光変換素子に用いる位相差フィルムを、凹凸加工されて設けられた透明保護部材の凹部に収容されて接着固定された構成とすることにより、位相差フィルムがこの位置に固定され、位置ずれによる特性低下が防止され、また位相差フィルムの接着固定に耐熱・耐光性の良好な液体接着剤を用いることができ、偏光変換素子としての耐熱・耐光性を高めることができるようになった。また凹部の形成された2枚の透明保護部材に位相差フィルムが挟まれ、透明部材の出射面に対し空隙を有する構成とすることにより、位相差フィルムを効果的に空冷することが可能となり、また、位相差フィルムが劣化した場合に、劣化した位相差フィルムを新しいものと交換することが可能となった。 (もっと読む)


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