説明

株式会社日本厚生科学研究所により出願された特許

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【課題】
治療に有用な遺伝子産物(例えば、Hsp72、HLAなど)を生産するのに適切な技術を提供すること。
【解決手段】
本発明は、治療に有用な遺伝子産物を生産する方法であって、A)該遺伝子産物を生産する能力を有する生産体を提供する工程;B)該生産体を、該生産体のドナーの温熱治療効果を最大に発揮させるための至適温度に供する工程;およびC)該生産体から、該遺伝子産物を得る工程、を包含する、方法および関連するシステムに関する。 (もっと読む)


【課題】 全身に転移する癌やHIV等の難治性感染症に適応でき、患者を必要以上の高温に曝すことなく治療温度に短時間に昇温して、正常細胞に対して非侵襲的に治療できる温熱治療装置を提供する。患者にとって最適な条件で温熱治療を受けるようにする。
【解決手段】 患者の疾患または障害の処置または予防するための温熱治療システムであって、A)患者の温熱治療効果を最大に発揮させるための患者の至適温度を特定する手段;B)温熱治療手段;C)患者の体温を測定し得る温度検出手段;D)温度検出手段から患者の体温に関する体温情報に基づき、体温情報から患者の体温を至適温度に調節するように指示する温熱治療手段に対する命令を算出する制御装置、を備える。制御装置は、温度検出手段から体温に関する情報を受け取るように接続され、温熱治療手段に命令を指示するように接続される。 (もっと読む)


従来の温熱療法は、生体の特定の部分を局所的に治療するものであるため、癌細胞が他の部分に転移した場合には、治療効果が得られないという問題点があった。また、癌細胞またはウイルスは、正常細胞に比べて温度感受性が高いことが知られているが、個人個人の温度感受性には違いがあり、癌細胞またはウイルスと、正常細胞との温度感受性の違いを利用して温熱療法を生体に施すことは困難であった。本発明は生体のほぼ全身を温熱療法により治療することを目指した温熱治療方法であり、癌細胞の転移状況などが不明である場合にも、治療効果を得ることを目的とする。また、個人個人の細胞の温度感受性の違いを分析し、個人個人の正常細胞と腫瘍細胞との温度感受性の違いを利用して温熱療法を生体に施すための温熱治療方法である。本発明に係る温熱治療方法は全身麻酔ステップと加温ステップと温度維持ステップとからなる。
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