説明

ほつま工房株式会社により出願された特許

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【課題】従来、海洋深層水は太陽光が届かない水深約200m(補償深度)以下と定義され、低温安定性、清浄性、富栄養性、熟成性、ミネラル附存の特性がいわれ、取水と利活用の研究が進められてきた。しかし、海洋深層水を効果的に活用するためには、利用目的にあった特性を持つ海水を経済性を踏まえて選定、取水、活用することが必要で、新しい知見に基づき、特許を含めた従来技術、用語を見直すと共に、新しい海洋深層水の定義、新しい海洋深層水の効用と活用法を改めて研究、議論する必要がある。
【解決手段】海水の諸指標の鉛直分布から、特に清浄性と成熟性を有する海洋深層水の位置を特定し、合わせて、その特性を効果的に利用する飲料水製造法、漁業での留意点、食品加工での使い方、医療・健康での使い方などを示した。 (もっと読む)


【課題】海洋深層水を普及する上で、取水施設で取水管構造、取水口架台構造、敷設方法、取水ピット構造などの設計・施工の合理性や工事費の低減が求められている。
【解決手段】取水管の構造を安価な既製ポリエチレン管の組み立てにすることでコスト低減が可能である。また、取水口架台の構造を工夫することで大型化を可能にしながらもコスト低減が図れる。取水管に適宜重量調整用、沈降速度調整用のウェイトを設け、ワイヤーと小型船舶で取水管の位置を制御することで敷設費を大幅に低減できる。
更に、運用条件によっては、取水管に退避型二又管を採用することで、取水管防護工のコスト低減が可能である。取水ピットではPCウェル工法の採用により、取水量の増加と工事費の低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】降灰による被害は、日常生活では洗濯物を汚す、自家用車の上に積もる、目に入るなど切りがない。直接的、間接的被害の累計は計り知れないが、鹿児島桜島の場合で積もった灰の処理にかかる清掃予算だけでも毎年10億円に上る。降灰の量、範囲を低減することができれば、大変な生活環境の向上と経済効果を期待できる。
【解決手段】本考案は、噴火から降灰の過程で、降灰量の因子ごとに影響を見積もり、火口の上にアーチ(又はドーム)からなる噴流速度低減装置を設置し、計画地点の降灰量を大幅に低減することが可能であることを示した。また、噴流低減装置の施工が、技術的にも、経済的にも合理性のある、実用的工法であることを示した。 (もっと読む)


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