説明

株式会社ナリカにより出願された特許

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【課題】使用していない他の接眼レンズ、マイクロメータ等の諸機器を顕微鏡本体と共に保管でき、また、不使用時ではコンパクトに効率的に整列させて保管収納できる。
【解決手段】基台11に立設した支柱2に、顕微鏡観察する光学系(4,5,6)を設けた顕微鏡において、基台11には、基台11の左右側方に引き出し自在な脚片20、基台11の前方に引き出し自在な収納ボックス30を設ける。脚片20は、基台11底部の左右部に区画形成してある脚片収納部12に水平面で揺動自在に軸支し、脚片20の軸支位置は基台11の前部側に設定して構成する。収納ボックス30は、基台11の前部に形成した案内部によって基台11の前後方向に沿ってスライドし、案内部は、基台11の左右側部で基台11の底壁、上壁相互間で配した側部ガイドと、基台11の中央側に位置させて基台11の上壁から垂配した左右の補助ガイドとを備える。 (もっと読む)


【課題】観察槽内を冷却する電子冷却素子によって観察槽の上下面間の温度差ΔTを最適値に保ち、多くの自然放射線飛跡を容易に観察でき、また、軽量、コンパクトにする。
【解決手段】底部に電子冷却素子31を配した観察槽2内にエタノール蒸気発生手段10によるエタノール蒸気の過飽和層を形成して、荷電粒子の飛跡を観察する霧箱において、観察槽2底部の面積を電子冷却素子31の冷却面積の2.2倍以下にする。電子冷却素子31は、カスケード接続による1ユニット素子とし、その冷却能力は約−40℃にする。観察槽2内をLEDの照明手段20にて照射し、観察槽2の底部及び周囲は断熱材5で覆う。観察ボックス1の上部を閉塞する2層式フィルムガラスから成る観察窓板25内に設けたヒーター26と底部プレート3との間に印加した直流高電圧で観察槽2内部に残存するイオン(自然放射線等の荷電粒子によって生じた霧滴の核)を除去する。 (もっと読む)


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