説明

株式会社大林環境技術研究所により出願された特許

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【課題】地球温暖化による海面上昇や動物、植物への深刻な影響が報じられ、温暖化の主原因とされている炭酸ガスの削減に有効な緑化の必要が、叫ばれている。
日本国に多い瓦屋根等は、隙間があり、雨漏りして緑化が出来無かった。
この隙間のある瓦屋根等に緑化が出来れば、莫大な量の炭酸ガスを吸収、固定し、地球温暖化抑制に大いに貢献し、併せて瓦屋根は夏場75〜78度に焼け暑苦しく、冬場は冷え、住み難い日本家屋が夏涼しく、冬暖かく快適な環境に変えることができる。
【解決手段】
これまでは、隙間の有る瓦屋根等は雨漏りするため、緑化が出来ないとされていたが、本発明による透水係数2.5×10−5cm/sec〜7.5×10−1cm/secの範囲を示す植栽基盤材を用いて、これら隙間のある瓦屋根等の緑化が、可能となり、地球温暖化抑制に寄与することが出来る。 (もっと読む)


【課題】屋上緑化、法面緑化等の植栽地には金属製品や樹脂製品が使用されるが、金属の腐食や樹脂の劣化防止、取り分け、植栽基盤土と直接接触する金属腐食や樹脂劣化を防止することは難しかった。植物根は微細な隙間にも年月と共に深く侵入し、且つ、太り、多くの根酸等の代謝物を放出し、強酸性又は強アルカリ性土壌、高含量重金属含有土壌等、植栽地の不適合により、又、酸性雨等好ましくない気象条件により、植栽不適格な所が多かった。これらに植栽を可能にする。
【解決手段】ヨシ材・スギ・ヒノキ・ヒバ・ユーカリの樹皮及びヤシガラ材から選ばれる少なくとも1種の樹皮又は材の短繊維化したものを含有することを特長とする金属腐食及び樹脂劣化防止材を用いて、特に植栽基盤土と接する屋根材・壁面材・法面に使用される金属及び樹脂網等に加え、フェンス・支柱等金属製部材の錆及び樹脂製品の強度や性能劣化を防止することが出来る。 (もっと読む)


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