説明

サイバーレーザー株式会社により出願された特許

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【課題】誘電体材料の表面改質のために超微細ナノ周期構造を形成する方法を提供する。
【解決手段】紫外または可視光である第1の光ビーム5と超短パルスレーザー光である第2の光ビーム16とを被加工物である誘電体材料の表面に同時的に照射する。第1の光ビーム5の照射により誘電体材料表面に自由電子を生成し、さらに第2の光ビーム16照射により、好ましくはプラズモンを生成して、該誘電体材料表面にナノ周期構造を形成する。被加工物は、ガラス、有機ポリマー、セラミック、ダイヤモンドまたは窒化ホウ素などである。さらに、誘電体材料内または表面に金属または半導体を添加すると、表面近傍に自由電子を予め分布させ、プラズモンの生成を効率化できる。超短パルスレーザー光源出力の基本波を第2の光ビーム16、非線形光学素子などによって変換された高調波を第1の光ビーム5とする実施形態も可能である。 (もっと読む)


【課題】 フェムト秒レーザーによる細管加工装置および加工方法を提供する。
【解決手段】フェムト秒レーザー装置、回転軸を有するチャック、およびビームスプリッタと反射鏡を有する光学系を具備するレーザー加工装置であって、被加工物をチャックの回転軸上に設置すると共に、1つのフェムト秒レーザー光を光学系によって複数に分割し、分割した各フェムト秒レーザー光を反射鏡によって被加工物に照射し、チャックを回転させながら回転軸に平行な方向に移動させることによって、加工を行うレーザー加工装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】ガラスなどの基板の良好な割断を目的として、超短パルスレーザによって経済的に加工する方法と装置を提供する。
【解決手段】
以下の方法により、基板の表面または内部に集光点を合わせてレーザ光を照射することにより、基板のオモテ面からウラ面にわたって、好ましくは連続的な、自己収束効果による複数の空洞を形成する。
(1)基板に対して透明な波長を有する、超短パルス幅のレーザ光を発生させて出射し、出射したレーザ光を分割する。(2)分割されたレーザ光のそれぞれを、入射する側の基板表面(オモテ面)から異なる距離にある、基板の切断予定線に沿って離間して整列される複数集光点に集光させる。(3)基板の切断予定線に沿って、基板に対して複数集光点を相対的に移動させる。この際、基板のオモテ面とは反対側の面(ウラ面)に近い位置に形成された集光点が先に走査されるようにする。 (もっと読む)


【課題】ディスプレイの用途及び特性によって少しずつ異なるガラスに関係なく簡単な工程だけで迅速且つ高精度の切断加工を達成した超短パルスレーザービームを利用した基板切断装置及びその切断方法を提供する。
【解決手段】超短パルスレーザービームを利用した基板切断装置は、超短パルスレーザービームを発生するためのレーザー発生手段と、前記超短パルスレーザービームの焦点が切断しようとする基板の内部に合わせられるように調節するための焦点調節手段とを備え、前記超短パルスレーザービームを前記基板の内部に焦点を合わせて所望の切断経路に沿って照射することによって、内部フィラメンテーション現象を誘導し、前記基板の内部に切断溝を形成する。これにより、各種ディスプレイに使用される基板をクラックや損傷なしに簡単な工程で迅速且つ精度よく切断することができる効果がある。 (もっと読む)


【課題】微細周期表面性状を有するマーキングパターンを有するマーキング方法ならびにその装置を提供する。
【解決手段】物体表面にレーザ光を照射し表面性状を改変して図形、文字パターンをマークするレーザマーキング装置又は方法において、上記パターン内の微細表面性状構造を超短パルスのレーザ光のパルス幅が100ps以下、波長1.1μm以下を使用し、0.01から10J/cmのフルエンスで超短パルスレーザ光を照射する際、偏光方向や波長、パワーなどのレーザビームパラメータを制御し周期が1μm以下の周期構造を形成したナノ周期微細表面性状マーキング方法又は装置。 (もっと読む)


【課題】高効率、高安定なレーザ光高調波発生装置を提供する。
【解決手段】
MgOまたはZnOをドープしたPPLT(周期的に分極されたリチウムタンタレート)、PPSLT化学量論的PPLT)、PPLN(周期的に分極されたニオブ酸リチウム)、PPSLN(化学量論的PPLN)などの周期的分極された非線形光学結晶に往復光路を形成する。光ファイバレーザから放出されたレーザビームを該結晶の1端面から入力し、波長変換された高調波を同じ端面から出力させる。往復光路を通過することにより発熱が均一化され、非線形光学結晶内で温度分布が均一化されるので長さ方向に同一条件で波長変換整合条件が維持される。したがって、高効率、高安定な高調波ビームを発生することができる。 (もっと読む)


【課題】超短パルスにより効率的に加工する方法を提供する。
【解決手段】近赤外である第1の波長を有するの第1のレーザ超短パルス光と、第1のレーザ超短パルス光から非線形光学結晶ユニットを用いて波長変換した紫外領域である第2の波長を有する第2のレーザ超短パルス光を加工物体に照射する。このとき、第1のレーザ光に対して100ps以内の遅延時間を与えて照射する。加工能率(照射エネルギーに対する加工量の割合)を増大するとともに、第1のレーザ光が物体を透過する光量を低減させ下地に与えるダメージを軽減するなど、加工品質を向上する。 (もっと読む)


【課題】 所定の加工精度を有する安定的なレーザ光を出力することが可能な軽量のレーザ装置を提供すること。
【解決手段】 レーザ装置が、底板1と、底板1から鉛直上方に延びる第1の支持部材2および第2の支持部材3と、鉛直方向に延びる板状体4と、板状体4の一方の側端部と第1の支持部材2とを連結する第1の連結手段5と、板状体4の他方の側端部と第2の支持部材3とを連結する第2の連結手段6と、板状体4の回転を防止する倒れ防止手段7とを有して構成され、板状体4の少なくとも一方の側面に係る表面上領域に光学要素が設置される。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンド切削工具に取り付けられるダイヤモンドチップの長寿命化を図る。
【解決手段】ダイヤモンドバイトなどのダイヤモンド切削工具の先端に取り付けられるダイヤモンドチップの形状成形後にチップの加工物との接触面に超短パルスレーザ光を照射して5nmないし3000nmの周期構造の微細凹凸面を形成する。チップと接触面の摩擦抵抗が軽減されるので、切削時の抵抗が少なくなるので、チップの長寿命化が図れる。 (もっと読む)


【課題】薄板形状などの増幅利得が低いレーザ媒体を用いた安定なパルス高繰り返しレーザ発振装置を提供する。
【解決手段】固体レーザ発振器の構成において、少なくとも1対のレーザ共振器と、レーザ媒体として繰り返し動作の周期より長い上準位寿命を持つ活性物質を添加した薄板形状のレーザ媒体と、レーザ共振器内に少なくとも1の反射体上に設けた薄板形状のレーザ媒体と共振器内に設けたQスイッチ素子と、レーザ媒体を光励起する励起源と、Qスイッチ素子を駆動する制御部を備える。該制御部により、Qスイッチ素子のオン状態で発振を起こし、レーザ媒体内の活性物質の上準位密度が残存している発振中にQスイッチをオフに切り替えて発振を遮断する。Qスイッチがオン状態であればQスイッチパルスを発振できるように上準位の励起密度を維持するので、安定な高繰り返しパルス発振を実現できる。 (もっと読む)


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