説明

株式会社光フィジクス研究所により出願された特許

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【課題】多数のモジュールから構成され、モジュール間の光路に光軸調整個所を有する、多段増幅式レーザーシステムなどのレーザーシステムの光軸調整作業を自動化する。
【解決手段】レーザーシステムにおいて、光軸調整個所51,52より後段のモジュールからの出力光の強度を検出し、強度の変化に応じて該光軸調整個所51,52を調整するフィードバックを設ける。さらにこれらのフィードバック制御をファジイ推論またはメタヒューリスティックなアルゴリズムを用いた制御で行う。レーザーシステムにおいて、複数の光軸調整個所51,52があって2つの光軸調整が独立に行えない場合は、フィードバックループの伝達関数が明確に求められないので、ファジイ推論等を用いた制御により、各光軸調整を独立に実施する。 (もっと読む)


【課題】
光あるいは電磁波を用いる分光分析装置において、液体状の試料はガラス等の材料で作られたセルに挟み込んで計測されており、セル材料の分光情報が混入するだけでなく、セルによる多重干渉効果も信号にノイズとして重畳し、真の分光情報を計測する妨げとなっていた。
【解決手段】
光あるいは電磁波を利用する分光装置において、セルを用いることなく、液体試料を直接薄膜状にするノズルを用いることと、そのノズルの欠点である干渉性を取り除くための音波または超音波振動子による干渉効果除去機能を有する液膜化装置により、ノイズの少ない分光信号を計測できる。 (もっと読む)


【課題】テラヘルツ分光には電磁波の発生用光源として100フェムト秒程度のパルス幅を有するレーザー光が利用されることが多い。しかし、このパルス幅では水や水溶液の混合物の検査には、計測もれなどの可能性があり、十分正確な検査ができないという課題がある。
【解決手段】水の特徴的な吸収帯域は、0.4THzから10THzに広がっており、水や水溶液の混合物の検査において、正確な計測を実現するためには、その領域にちょうど対応する電磁波を発生させるとよい。その実現には、パルス幅を10フェムト秒以上50フェムト秒以下で調整しうるチタンサファイアレーザーをテラヘルツ電磁波の励起光源として利用する。 (もっと読む)


【課題】食の安全安心の観点から非破壊壊かつ迅速に判定できる有毒物の検出手段が求められているが、現状では非常に時間のかかる破壊検査、あるいは時間のかかる非破壊検査、のいずれかの方法しか存在しない。また、検疫所では非常に時間のかかる公定法のみで分析を行っているためかけた労力の割に効果は少なく、水際としては効率が良くない。
【解決手段】赤外線分光分析技術に立脚した手法であるが、従来の光源よりも格段に強力な量子カスケードレーザーを光源として採用することで、S/N比を向上させ繰り返し測定を不要にして瞬時に結果を示す。さらに測定系から機械的な駆動機構を排除することで、赤外線分光分析装置でありながら、光軸調整を不要とし、可搬性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】パルス列を発生するレーザー装置において、パルスのピークパワーを計測し評価するために、ピークパワーと平均パワーを的確に分離し計測する手段を提供する。
【解決手段】ピークパワーと平均パワーを区別するための手段とし、非線形光学素子、例えば非線形光学結晶を通過して発生する波長変換されたレーザー光と、元の基本波のレーザー光を別々にかつ同時に検出し、その信号を光検知器により電気信号に変換した後、CPU等の演算機能を有する装置を利用し、それぞれの信号からピークパワーを強調する演算を施すことで、高速かつ簡単にピークパワーを検知する。ピークパワー検出装置を用いることにより、レーザーパルスのピークパワーと繰り返し周波数とを一定にすることもできる。 (もっと読む)


【課題】
光学的な表面を有する基板の検査方法において、特に、原器あるいはマスターから複製される基板の適切な表面検査方法が開発されていないため、高密度化する記録媒体や光学素子の量産化が遅れている。
【解決手段】
原器あるいはマスターとそれから複製される基板とをそれぞれ反射ミラーとするような構成のマイケルソン型干渉計あるいは、マッハツェンダー型干渉計を構築することにより、原器あるいはマスターから反射する位相情報を含む光と、検査対象から反射する光とが干渉し干渉縞を観測する。干渉縞を解析することにより、原器あるいはマスターの表面が有する特定の光学的構造と、検査対象の表面構造との差異を観測することができ、検査対象の表面状態を検知することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 フェムト秒レーザーによる細管加工装置および加工方法を提供する。
【解決手段】フェムト秒レーザー装置、回転軸を有するチャック、およびビームスプリッタと反射鏡を有する光学系を具備するレーザー加工装置であって、被加工物をチャックの回転軸上に設置すると共に、1つのフェムト秒レーザー光を光学系によって複数に分割し、分割した各フェムト秒レーザー光を反射鏡によって被加工物に照射し、チャックを回転させながら回転軸に平行な方向に移動させることによって、加工を行うレーザー加工装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】 個々のセンサ機能としての基本原理は開発されているものの、農薬検知のニーズを把握した農薬検知システムが開発されていないため、食品の流通の中で、食の安全や安心が消費者に提供されていない。
【解決手段】
大量に農産物を集荷、分類、しなければならない場所には、農薬物質の同定よりも、毒物の検知に主眼を置き、感度よりも検知の高速性を優先した装置として、音響光学素子による農薬検査装置を提供する。 農産物を育成する現場における、野菜や果物の農薬の監視、あるいは、土壌に含まれる農薬の監視などを目的として、表面プラズモン共鳴を利用した、小型、低コスト、高剛性を特長とする農薬検査装置を提供する。さらに、大量の消費者を対象とするレストランや給食センターには、食の安全管理を目的とした農薬検査装置として、表面プラズモンを利用したセンサ用の農薬吸着粘着シートを提供する。 (もっと読む)


【課題】 微細加工を目的としたレーザー加工装置において、高アスペクト比5以上の穴加工は加工径が一定にならないことや、貫通しない穴加工など実現が容易で無い加工が課題であった。
【解決手段】 レーザービームを偏芯させる手法において、偏芯の基点と集光レンズの位置、および、集光レンズの焦点距離を一定の位置関係に配置することによる偏芯手法と、加工により生じる蒸散物を除去する手法により、貫通しない高アスペクト比の穴加工を実現するレーザー加工手法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 耐環境性に優れた発光体モジュールを提供する。
【解決方法】 発光体モジュール1において、基板10と、基板10上に設置される1または複数の発光体30と、基板10上に設置されて1または複数の発光体30の発光状態を制御する制御回路50と、少なくとも基板10、1または複数の発光体30および制御回路50を覆う樹脂40とを有して構成される。これにより、劣悪な環境下においても、発光体、制御回路および基板が外部環境から受ける影響を大幅に低減することが可能となる。 (もっと読む)


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