説明

ジェネバック・リミテッドにより出願された特許

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分析用のサンプルの調製に使用するための方法及びサンプル保持アセンブリが記載されている。公知の技術では、蒸発器を使用するサンプルの濃縮に続き、濃縮溶液が、ピペットを使用して分析装置と適合性があるより小さなバイアルに人間の手によって移送される。このことは、サンプルの損失をもたらし、クロス汚染の危険性がある。本発明の方法を使用すると、サンプルがバイアル内に直接濃縮される。本方法は、一方の端部で開放し、他方の端部で閉鎖している濃縮管(4)にサンプルを収集するステップを含み、閉鎖端は選択的に開放できる。バイアル(8)は開放端に結合され、管は反転され、閉鎖端は開放され、次に、濃縮サンプルがバイアルに閉じ込められるまで、開放端部を介してサンプルから溶剤が蒸発される。本発明の方法に使用するためのサンプル保持アセンブリも記載されている。サンプル保持アセンブリは、濃縮管(4)と、バイアル(8)を管の開放端に結合して管とバイアルとの間の流路を規定するためのアダプター装置(6、106)とを備える。
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溶液または液体混合物から液体を蒸発させるための蒸発器、および蒸発器の動作の方法が提供される。蒸発器は、チャンバ(1)と、チャンバの内部に露出される熱伝達液体を保持するための液体溜め(3)と、容器内の液体試料が、凝縮器(16)と接続するために流路(15)に露出されるように、容器(8)をチャンバ内に支持するための支持(6)とを備え、流路はチャンバ内部から分離されており、容器の少なくとも一部がチャンバ内部にしっかりと熱的に結合されており、蒸発器はさらに、熱伝達液体蒸気を作り出すために溜め内の熱伝達液体を加熱するための手段(4)を備え、熱伝達液体蒸気は使用時に凝縮し、蒸発の潜熱を容器内の液体試料に放出する。試料の温度は溜め内の液体の飽和蒸気温度に依存するため、試料の温度が確実に制限され、これにより過熱を防止することができる。高レベルの熱エネルギが試料に制御可能に送出され、比較的低温で高い蒸発率を達成することが可能となる。
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試料容器が、ロータによって搬送され、回転され、かつロータが回転すると水平姿勢をとるように揺れるように旋回可能に装着されたチャンバを含む遠心蒸発器が記載されている。この蒸発器は、赤外線放射をロータおよびその上で搬送される試料容器に向けて、少なくとも後者および如何なる試料材料も加熱する赤外線源を含む。規定された視野のセンサを有する非接触感温赤外線高温計がチャンバに装着されて、ロータがその視野から実質的に外れる一方で、各々の試料容器がロータの各々の回転の一部の間に高温計の視野を少なくとも部分的に占めるようにする。赤外線源および高温計構成要素の位置は、赤外線源からの放射が高温計センサに影響を及ぼさないように選択される。特に、赤外線源の放射は、ロータよりも試料容器の方に主に影響を及ぼす。高温計センサの位置は、ロータが高温計の視野に突出しないように選択される。ロータの回転方向は、ロータから投げ出された如何なる破片もセンサから離れて方向付けられるようにする。感温手段は、チャンバ、高温センサ本体、およびチャンバ温度センサの本体の温度を測定する。電気信号処理手段は、IR高温計センサおよび感温手段からの信号を受信して、IR高温計センサからの温度値を調整して、チャンバ温度およびセンサ本体の温度を考慮するようにする。 (もっと読む)


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