説明

富山物産株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】油水分離槽内で分離した油分をバイオ製剤にて分解処理する油水分離システムにおいて、大雨などにより汚水量が増加した場合の油分解不足への改善を図る。
【解決手段】比重差を利用して汚水の油分と水分とを分離する分離室2を複数個設け、各分離室2内の貯留液の中間部に存在する水を順に次の分離室に移流させる構成の油水分離槽1と、バイオ製剤と栄養剤を注入されバイオ製剤にて槽内液中の油分の分解処理をする油分解槽6と、前記各分離室2の水面から浮遊している油分を含む汚水を取水して油分解槽内6に送る取水手段11とを備え、油分解槽6内の分解処理水を油水分離槽1の初段の分離室2にフィードバックするよう接続したものとし、前記終段の分離室2に油膜を中和処理する油処理剤を注入する油膜処理剤注入器15と、油水分離槽1近傍の降雨量を検知する降雨センサー18とを備え、この降雨センサー18からの降雨量信号が所定値を超えた場合に油膜処理剤注入器15に油処理剤を注入させるものとした。 (もっと読む)


1 - 1 / 1