説明

銘建工業株式会社により出願された特許

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【課題】高い変形性能を備え、終局時にも崩壊することがない木造建物の門型フレーム構造を提供する。
【解決手段】木造建物の門型フレーム構造1は、基礎2と、一対の柱部材3と、梁部材4と、基礎柱接合金具5と、柱梁接合金具6と、を備える。梁部材4は、柱部材3に対して梁勝ちに設置されている。基礎柱接合金具5は、複数のアンカーボルト23を介して基礎2に固定されるとともに、複数のラグスクリューボルト7を介して柱部材3の下端面31に固定され、柱梁接合金具6は、複数のラグスクリューボルト7を介して柱部材3の上端面32に固定されるとともに、複数のドリフトピン8を介して梁部材4に連結される。門型フレーム構造1は、ラグスクリューボルト7の最大耐力>ドリフトピン8の最大耐力、ラグスクリューボルト7の最大耐力>アンカーボルト23の最大耐力、及び、ドリフトピン8の降伏耐力>アンカーボルト23の降伏耐力、の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】建物に作用する長期荷重に応じて柱と梁の接合構造を採用することで、寸法精度を確保しつつ、部材数や接合数を節約した経済設計を行うことができ、さらには、T形などの非矩形断面の柱の採用により建物内のスペースの利用性を向上させることができる木造建築の躯体構造を提供する。
【解決手段】木質部材からなる柱2と梁3との接合部を剛接合としたラーメン構造を含む木造建築の躯体構造1。前記ラーメン構造は、長期荷重に対する負担の少ない接合部を柱勝ちラーメンとし、長期荷重に対する負担の多い接合部を梁勝ちラーメンとしている。前記柱2は、水平断面が長方形の柱ユニットを、T形、L形、又は十形の水平断面となるように組み合わせた。
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【課題】木質の、柱の側面と梁木口との間に配設される接合金物を用いて、柱梁接合の施工性を向上させる。
【解決手段】柱Cと梁Bの所定箇所にラグスクリュー12b,12cを埋め込む工程、前記下部金物3を柱側面に仮固定する工程、仮固定した下部金物3の柱側プレートのボルト孔を貫通して、ボルト14をラグスクリュー12c頭部のメネジ部に螺入する工程、上部金物2を梁端部上面に載置して、当該上部金物2の梁側プレートのボルト孔を貫通して、ボルト14を梁内に埋め込まれたラグスクリュー12b頭部のメネジ部に螺入する工程、梁端部の下面を下部金物3のリブプレート6a上に載置する工程、下部金物3の梁側プレートのボルト孔を貫通して、ボルト14をラグスクリュー12b頭部のメネジ部に螺入する工程、及び上部金物2の柱側プレートのボルト孔を貫通して、ボルト14をラグスクリュー12c頭部のメネジ部に螺入する工程、を含む。 (もっと読む)


【課題】木質部材同士又は当該木質部材と基礎とを接合するに際し、ラグスクリューを用いた簡単な構造により曲げモーメントとせん断力を確実に伝達し得る接合金具アセンブリを提供する。
【解決手段】木質の柱Cの脚部と基礎Fとを接合するための接合金具アセンブリA1は、脚部C1と基礎Fとの間に配設され、柱脚部木口に当接する上部ベースプレート4と、基礎Fに当接する下部ベースプレート5と、その間に設けられる複数のリブプレート6とを有する柱脚金物1と、柱脚部の柱背方向両端に埋め込まれるラグスクリュー2と、基礎Fに固定されるアンカーボルト3とを備えている。上部ベースプレート4の上面には、柱脚部木口に嵌入される突起7が形成されている。ラグスクリュー2の頭部に形成されたメネジ部に螺入されるボルト8の径よりも、上部ベースプレート4のボルト孔を大きくして、ラグスクリュー2及びボルト8へのせん断力の伝達を遮断する。 (もっと読む)


【課題】 所定の結合強度を確保しつつ、木質部材に真っ直ぐに且つ容易にねじ込むことができる接合金具を提供する。
【解決手段】 長円柱状の軸部1と、この軸部1の一端に形成された頭部2とからなり、木質部材M同士を接合するのに用いられる接合金具C。前記軸部1の外周面にはねじ部3が形成されており、前記頭部2の中心部には、前記軸部1の軸方向に沿って雌ねじ部4が穿設されている。前記ねじ部3のピッチをPとし、前記軸部1の外径をDとしたとき、Dが20mm以上であり、且つ、接合金具Cを埋め込むために前記木質部材Mに形成した下穴内に供給される接着剤が当該接合金具Cの埋め込み時に開口側に上昇し易いように、ピッチと外径の比P/Dは、0.3〜0.5である。
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