説明

有限会社シーウェルにより出願された特許

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【課題】固相反応槽における固相充填材の磨耗を防止し、有機物処理を安定に行うことができる有機物処理装置及び有機物処理方法を提供する。
【解決手段】有機物及びその分解生成物の一部を陸上微生物によって分解する処理を、固相充填材としてPETフレーク等の非分解性充填材を混合して行う固相反応槽10と、水中微生物によって分解する液相反応槽20とを順次通過せしめる固液2相循環法を利用して処理する。固相反応槽にて処理されている固相反応槽内物質の一部を固相反応槽外(洗浄・固液分離部30)に移し(A)、固相反応槽外に移された固相反応槽内物質の内の液相に溶解する成分を洗浄液で洗浄し(B)、洗浄された固相反応槽内物質を固相反応槽に移し(C)、洗浄した洗浄液を液相反応槽に移し(D)、液相反応槽において生成する固体状物質を液相反応槽から固相反応槽に移す(F,G)。 (もっと読む)


固相反応槽内物質の洗浄速度を最適にし、液相反応槽への有機物負荷を小さくし、凝集化による固相反応停止を防止する有機物処理方法を提供する。有機物及びその分解生成物の一部を陸上微生物によって分解する固相反応槽と水中微生物によって分解する液相反応槽とを順次通過せしめる固液2相循環法を利用して処理する。固相反応槽にて処理されている固相反応槽内物質の一部を固相反応槽外(洗浄・固液分離部)に移し、固相反応槽外に移された固相反応槽内物質の内の液相に溶解する成分を洗浄液で洗浄し、洗浄された固相反応槽内物質を固相反応槽に移し、洗浄した洗浄液を液相反応槽に移し、液相反応槽において生成する固体状物質を液相反応槽から固相反応槽に移す。固相反応槽内物質の洗浄について、1日に投入される新規な有機物1kgにつき、250〜1000mlを洗浄する。
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