説明

オリジンバイオテクノロジー株式会社により出願された特許

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【課題】 培養に要する培養コストを削減すると共に液体種菌製造や運搬設備の投資を下げて接種時の雑菌汚染の危険性を回避し接種に要する費用を低減することが可能な、接種に適する液体種菌を製造しキノコの栽培容器に接種する方法を提供する。
【解決手段】 種菌製造地において、栽培容器内で培養液に対する菌糸体の含有比率が接種に適する菌糸体の含有量2倍以上となるまで菌糸体を高濃度深部培養し、保管輸送容器内で前記菌糸体を含有する高濃度の培養液を保管、接種実施地まで輸送し、接種実施地において、前記高濃度深部培養液中で塊状の菌糸体を粉砕し、前記高濃度深部培養液量の2倍以上の量の滅菌水で希釈し接種用液体種菌を製造し、液体種菌を攪拌して接種機に圧送して栽培容器内のキノコ生産培地に接種する、液体種菌を製造しキノコの栽培容器に接種する方法である。 (もっと読む)


【課題】 栽培容器内の培地表面の広い範囲に亘り均一に液状種菌を接種することにより、培養期間が短縮され、培養のばらつきを低減することが可能なキノコの液状種菌接種方法及び装置を提供する。
【解決手段】 キノコの液状種菌を液状種菌圧送手段により液状種菌分配手段に対して所定圧力で圧送し、前記圧送されたキノコの液状種菌を液状種菌噴射手段に配設された複数のSノズル、Dノズルに対して液状種菌分配手段により所定比率量に分配して供給し、液状種菌分配手段により供給され加圧されたキノコの液状種菌を前記複数のSノズル、Dノズルの各噴出口より、Sノズルは栽培容器内に収容された培地の表面部であって当該容器の開口部内壁面との境界近傍部方向に向けてキノコの液状種菌を噴射し、Dノズルは栽培容器内に収容された培地内部に垂直に開口された複数の通気穴の内部方向に向けてキノコの液状種菌を噴射する、ことにより液状種菌を栽培容器内に収容された培地に接種する、キノコの液状種菌接種方法及び装置である。 (もっと読む)


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