説明

荏原バラード株式会社により出願された特許

1 - 10 / 68


【課題】蓄電池を備えることなく商用電源の停電時に損傷の発生を抑制する停止状態にすることができる燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池30と、燃料電池30の商用電源99への連系と解列とを切り換える切換手段34と、酸化剤ガス遮断弁64が配設された酸化剤ガスライン54と、カソードオフガス遮断弁67が配設されたカソードオフガスライン54Qと、停電検出手段45と、制御装置36とを備える。酸化剤ガス遮断弁64及びカソードオフガス遮断弁67は、燃料電池30で発電された電力及び商用電源99から供給される電力により作動する。制御装置36は、商用電源99が所定の時間にわたり停電したことが検出されたときに、燃料電池30を商用電源99から解列すると共に酸化剤ガス遮断弁64及びカソードオフガス遮断弁67を閉じるように制御する。 (もっと読む)


【課題】雨等が筐体内に入り込むのを防ぎつつ風圧によって適切な排気が妨げられるのを抑制する排気口カバー、及びこれを備える燃料電池ユニットを提供すること。
【解決手段】発熱する機器51、52、56を収容し、取り込んだ空気を排出する排気口31hが形成された筐体30の、排気口31hを覆う排気口カバー10は、排気口形成面31に対して間隔を空けて設けられた板状の覆板11と、排気口31hの上方及び下方の両方に左端から右端まで連続して排気口形成面31と覆板11とに接続する脚板12とを備える。排気口カバー10の左右両側には開口が形成されている。これにより、排気口カバー10内に雨や風が入り込むのを抑制でき、横風が入っても逆の開口から抜けて圧力上昇を抑制でき、適切な排気が妨げられるのを抑制できる。燃料電池ユニット50は、燃料電池51と、筐体30と、排気口カバー10とを備える。 (もっと読む)


【課題】不純物が含まれた水の外部からの導入を抑制しつつ稼働率を向上させた燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】燃料電池システム10は、改質部25と、燃料電池30と、蓄熱槽80と、排熱回収水hと冷却水cとの間で熱交換を行わせる冷却水熱交換器71と、排ガスrと排熱回収水hとの間で熱交換を行わせる排ガス熱交換器81と、排ガス熱交換器81に導入される排熱回収水hの温度に応じて回収可能な水分の量が変動する排ガス水回収手段93と、回収水タンク96と、回収水タンク96に回収された回収水を改質部25に送る回収水ポンプ26と、制御装置36とを備える。制御装置36は、回収水タンク96に貯えられている回収水が所定の低水位まで低下したとき又は所定の低水位まで低下したと推定されるときに燃料電池30における発電を停止する。 (もっと読む)


【課題】 脱硫器の脱硫触媒を簡便な構成で効率良く加熱することができる改質原料供給装置、及びそのような改質原料供給装置を備える燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システム1の改質原料供給装置3においては、改質原料として改質器5に供給される水が、改質器5の改質触媒を加熱するバーナ6から冷却ジャケット32で受熱した後、脱硫器22の脱硫触媒23に加熱ジャケット33で給熱する。つまり、改質原料として改質器5に供給される水がバーナ6から熱を奪ってその熱を脱硫触媒23に与える。これにより、脱硫器22の脱硫触媒23を簡便な構成で効率良く加熱することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を図ることなく、水素の製造効率を向上させることができる水素製造装置を提供する。
【解決手段】底部38に、筒体31bの先端部31cへ向かって突出する突出部43を設け、燃焼筒31の筒体31bにより底部38へ向けてガイドされた排ガスEを、筒体31bの先端部31c側で突出部43によって分岐し、スムーズに排ガス流路33の下端開口部33aへ流れ込ませる。これによって、排ガス流路33に効率よく排ガスEを通過させ、燃焼筒31を大きくすることなく改質部32に十分な熱量を供給する。また、排ガスEを排ガス流路33の下端開口部33aへスムーズに流れ込ませて、底部38付近に溜まってしまうことを防止することで、一酸化炭素除去装置22へ伝達される熱量を減少させ、これによって、一酸化炭素除去装置22の温度制御を容易とすると共に、一酸化炭素除去効率の低下を抑制する。 (もっと読む)


【課題】熱媒体を流すラインの誤接続を正確に察知することができる燃料電池コージェネレーションシステムを提供すること。
【解決手段】燃料電池コージェネレーションシステム1は、水素と酸素との電気化学的反応により発電し発熱する燃料電池20と、燃料電池20で発生した熱を奪う冷却水cを流す冷却水ライン21と、冷却水cの熱を排熱回収水hに伝達する熱交換器30と、排熱回収水hを蓄える貯湯槽40と、排熱回収水hを、熱交換器30から貯湯槽40へと導くべき高温排熱回収水ライン31Aと、排熱回収水hを、貯湯槽40から熱交換器30へと導くべき低温排熱回収水ライン31Bと、貯湯槽40から導出されるべき排熱回収水hの温度を検出する導出水温度検出器64と、導出水温度検出器64の検出温度に基づいて、高温排熱回収水ライン31A及び低温排熱回収水ライン31Bに誤接続があったと判断する判断装置60とを備える。 (もっと読む)


【課題】燃料電池内の残留水の凍結防止対策を効率よく行うことができる燃料電池システム及び燃料電池の除水方法を提供すること。
【解決手段】燃料電池システム10は、アノード31とカソード32とを有する燃料電池30と、冷却水cを流す冷却水ライン74、75と、冷却水ポンプ73と、冷却水cを昇温する昇温器13と、カソード32に空気r1を供給する第1の送風機29と、燃料電池30の発電が行われていない状況で、冷却水cを熱媒体として燃料電池30を昇温しつつカソード32に空気r1を供給する除水運転をするように、昇温器13、冷却水ポンプ73及び第1の送風機29を稼働させる制御装置36とを備える。燃料電池30の発電が行われていないときに、燃料電池30を昇温してカソード32内の水分を気化させ、カソード32に空気r1を供給して水蒸気を燃料電池30から排出する。 (もっと読む)


【課題】温度が高すぎる改質用水流路に適切な処理をして適正流量の改質用水を改質部に供給する改質器、燃料電池システム及び改質器の起動方法を提供すること。
【解決手段】改質器10は、改質ガス生成部20に改質用水sを供給する改質用水流路25を流れた改質用水sを、適正流量でないときに遮断弁43を閉じることにより改質ガス生成部20に導入せずに改質器10外に排出して改質用水流路25の温度を下げ、適正流量のときに遮断弁43を開けることにより改質ガス生成部20に導入するように起動することが可能である。燃料電池システムは、改質器10と燃料電池とを備える。 (もっと読む)


【課題】分離された液体の排出が阻害されない気液分離器及びこの気液分離器の利用に適した燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】気液分離器10は、水蒸気を含む混合流体Fmを導入し水蒸気を凝縮分離させて下部に貯留する容器11と、容器11の下部に貯留された回収水wが所定の液位よりも上昇したときに、回収水wを容器11から排出させるドレン機構12と、容器11からの回収水wの排出を阻害する原因となる菌類を滅菌する熱量を、容器11の下部に貯留されている回収水wに与える加熱手段15とを備える。燃料電池システムには、気液分離器10が、改質ガスライン、アノードオフガスライン、カソードオフガスライン、排ガスラインの少なくとも1つに配設されている。 (もっと読む)


【課題】水蒸気改質のために供給される水の利用効率を向上させるのに有効な燃料電池システムを提供する。
【解決手段】液体原料を改質して水素リッチの改質ガスを生成する水素製造装置3と、水素製造装置3によって生成された改質ガスを燃料電池スタック4に導入する改質ガス導入ラインL3と、水素製造装置3を反応せずに通過した水を改質ガスから分離して回収する水回収ユニット23とを備え、水回収ユニット23は、気液分離チャンバ25と静置タンク31とを有する。水素製造装置3から未反応の水が流出してしまった場合であっても、その水は水回収ユニット23によって改質ガスから分離回収される。その結果として、回収した水は、必要に応じて改質用水として再利用したり、燃料電池スタックの冷却水として利用したりできるため、利用効率の向上に有効である。 (もっと読む)


1 - 10 / 68