説明

谷汽罐工業株式会社により出願された特許

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【課題】流動層内での部位や流動層の大きさにかかわらず、粉粒体の流動状態や加熱状態を極めて均一にでき、かつ、高い熱効率を維持できながら、ワークを良好に加熱することができる加熱装置を提供する。
【解決手段】金属のワーク1を加熱する加熱装置であって、高温ガスで加熱される粉粒体2を熱媒体とし、ワーク1が浸漬される流動層3を備え、流動層3の底板4として、高温化されるとともに通気性を有する多孔質金属を用いて、底板4を通過させた高温ガスを流動層3内に導入するよう構成した。これにより、底板4の全体から均一に高温ガスを流動層3内に導入することができ、流動状態の均一化や加熱状態の均一化を良好に図ることができる。また、底板4自体が高温化されるので、熱風搬送のロスや圧力損失を殆ど生じず、これにより、高い熱効率を維持できる。 (もっと読む)


【課題】塗装前の鋳物などの金属のワークを、高速かつ高い熱効率で良好に加熱することができ、しかも、その後の塗装欠陥などを生じることがなく、さらに設備費や設置面積を少なく抑えることができる加熱装置を提供する。
【解決手段】粉粒体を熱媒体とし、ワークが浸漬される流動層3、4と、熱風を発生させるとともに流動層に送り込んで熱媒体を加熱および流動させる熱風発生器11とを備え、熱風発生器11の加熱熱源が電熱式ヒータであり、流動層3、4から排出された排気ガスを回収して再度流動層3、4に送り込むよう構成した。これにより、ワークを高速かつ安定して加熱することができ、また、熱効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】塗装前の鋳物を、高速かつ高い熱効率で良好に加熱することができ、かつ、塗装後の加熱処理も良好に行うことができ、さらに設備費や設置面積を少なく抑えることができる鋳物の塗装前後加熱装置を提供する。
【解決手段】粉粒体2を熱媒体とし、塗装前のワーク1がその流動層部11aに浸漬される流動層加熱炉10と、その加熱熱源が電熱式ヒータであり、前記熱媒体を加熱および流動させる熱風を発生する熱風発生器と、前記流動層加熱炉10から排出された排気ガスが導入されるとともに、塗装後のワーク1が導入されて、ワーク1の塗装の硬化を促進させるキュアリング炉30と、キュアリング炉30からの排出された排気ガスを回収して前記熱風発生器に送って加熱させ、この熱風を再度流動層加熱炉10に送り込む送風器と、を備えた。 (もっと読む)


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