説明

オートモーティブ・プロダクツ・イタリア・(エスブイ)・ソシエタ・レスポンサビリタ・リミタータにより出願された特許

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半径方向外方へ移動して関連するブレーキドラムと接触することが可能な一対のブレーキシュー(40)を有し、及び該ブレーキシューの間又は該ブレーキシューを駆動する回動するブレーキ作動レバー(14)の間に作用するクロスストラット(100)によりハンドブレーキ機能を提供する、ドラムブレーキ。一方のブレーキシュー又はブレーキ作動レバー(14)に回動可能な状態で支持されたハンドブレーキレバー(18)が前記ストラットの一端に接触し、他方のブレーキシュー又はブレーキ作動レバーをドラムに向かって変位させて、関連するシューを該ドラムに適用させ、及び前記ストラットを介した反作用により前記他方のブレーキシュー又はブレーキ作動レバーを前記ドラムに押しつける。前記ストラットは2つの部分(101,102)からなり、その一方の部分が個々のブレーキシュー又は作動レバーと共に運動するよう結合されており、該ストラットの該部分が相互に係合可能な構造(103,104)を有しており、それらの係合時に該ストラット(100)が前記シュー間又は作動レバー間で軸方向の力を伝達することが可能となる。該ストラットの該部分を離間させるよう偏倚させる偏倚手段(105,106)が、前記相互に係合可能な構造の係合を解除させて該ストラットを利用不能にし、前記ハンドブレーキレバー(18)が前記ストラットの部分(101,102)を結合させるよう操作された際に前記相互に係合可能な構造(103,104)が係合してブレーキをかけることが可能となり、及び前記ハンドブレーキレバーが解放された際に前記相互に係合可能な構造の係合が解除され、これにより前記ストラットの部分がその係合を解除すると共に前記ブレーキシュー又はブレーキ作動レバーから離間するよう移動して、ブレーキシューの摩耗時に前記ストラットの有効長を調整することが可能となる。 (もっと読む)


一対のブレーキパッド(12)を有するドラムブレーキ(10)を提供するが、各パッドは、ブレーキドラムと接触するように、それぞれの作動レバー(14)により概して半径方向外側に移動可能であり、作動レバーは、ブレーキ適用手段(15)により一端に作用を受け、他端においてバックプレート(11)から枢軸動する(16)。各パッドは、レバー両端の中間のそれぞれの作動レバーの部分(14c)に接触し、各パッドは、バックプレート(11)と概して垂直に延伸するとともに、ブレーキが適用されると周方向に隔置された一対のアバットメント(45)の間で半径方向外側に移動し、ブレーキトルクを作用させる。ドラムに対して必要とされるパッド間隙は、パッド(12)におけるドラムのノックバックにより達成される。 (もっと読む)


本願発明は、それぞれが概して半径方向外側に移動可能である一対のブレーキパッド(12)を有するブレーキに関し、各ブレーキパッドは、ブレーキ適用手段(15)によって一端に作用されるとともにバックプレート(11)から他端において枢軸動する(16)それぞれの作動レバー(14)によってブレーキドラムと接触する。各パッドは、レバーの両端部の中間にあるそれぞれの作動レバーの部分(14C)と接触し、バックプレートに対して概して垂直に延伸して、ブレーキが適用されると制動トルクを作用させる周方向で隔置されている一対の接合部(45)の間を半径方向外側に移動する。各接合部(45)の一方の端部はバックプレートから支持され、接合部の他方の自由端は、互いに周方向で(46)連結され、ブレーキが適用された場合、相対的な周方向の偏位に対して接合部の対を補強する。また、レバーの旋回軸(16)は、補強リンク(75)によって接続され、ブレーキが適用された場合、旋回軸の偏位を制御するのに役立つ。 (もっと読む)


自動車用ドラムブレーキのシューの作動クリアランスを調節するためのブレーキ調節手段。該調節手段は、第1のブレーキシューと係合するためのヘッド部とステム部29とを有する第1の端部要素25、該第1の端部要素と螺合する中間要素28、及び第2のブレーキシューと係合するためのヘッド部と前記中間要素と摺動可能な状態で接続されて該中間要素に対して自由に回転することができるステム部とを有する第2の端部要素27とを有する、ストラット26を含む。該第2の端部要素27は金属/プラスチック複合要素である。中間要素28及びリング歯車35はまた、別個の構成要素として形成され、共に回転するよう共に固定される。 (もっと読む)


バックプレート13から離れるブレーキシュー11,12の運動に抗するための非線形のバネ動作を提供する形状に形成されたブレーキシュー・ホールドダウン・クリップ23,24が提供される。該ホールドダウン・クリップは、バックプレートから離れるブレーキシューの小さな運動に抗するための低いバネ定数と、バックプレートから離れるブレーキシューの大きな運動に応じて機能するようになる高いバネ定数とを有する。該クリップはバネループ33,34を含み、該ループの一端35,36は、低いバネ定数を提供するようブレーキシューと接触するよう設計され、該ループのうち該一端から離れた複数の部分37,38は、バックプレート13から離れるブレーキシュー11,12の大きな運動に応じて該ループが一層堅くなって高いバネ定数を提供するようブレーキシューと接触するよう設計される。 (もっと読む)


バックプレート(13)、該バックプレート上に取り付けられた第1及び第2のブレーキシュー部分(11,12)、該ブレーキシュー部分を包囲するドラム、前記ブレーキシュー部分の一方(12)の一端に隣接して回動する(21)パーキングレバー(15)、及び該パーキングレバー(15)上の第1の当接部と前記ブレーキシュー部分の他方(11)上の第2の当接部との間に延びるストラット(17)を有するパーキングブレーキ。運転者により操作されるハンドブレーキレバーを操作することにより、パーキングレバーが接続ケーブル(19)を介して前記一方のブレーキシュー部分に対して回動し、これによりパーキングレバーが退避位置から動作位置へと移動して前記ストラット(17)を移動させ、次いで該ストラットが他方のブレーキシュー部分(11)を前記一方のブレーキシュー部分(12)から離れる方向に移動させて、それらブレーキシュー部分がドラムと接触するようになり、これによりパーキングブレーキが働くことになる。バックプレート(13)は目視用開口部(40)を含み、前記パーキングレバー(15)及び前記一方のブレーキシュー部分(12)が前記目視用開口部(40)を介して見ることができる基準面(12c,22a)を含み、前記目視用開口部(40)から前記一方のブレーキシュー部分(12)に対する前記パーキングレバー(15)の位置を評価することができ、このため、前記パーキングブレーキが解放された際に前記ケーブル(19)が前記パーキングレバー(15)に力を加えており該ケーブル(19)に所定レベルの張力が加えられていることを確認することが可能となる。 (もっと読む)


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