説明

株式会社 広沢製作所により出願された特許

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【課題】タンクからの切削液の供給を自動化し、切削液の無駄な消費を無くすことができる孔あけ工具を提供する。
【解決手段】本発明による孔あけ工具は、材料の孔をあけるべき孔あけ面(S)に対して上下動する孔あけ用の刃(2)と、刃(2)の上方に設けられた、切削液用のタンク(14)と、タンク(14)内に連通していて切削液が流出する流出口(16)と、流出口(16)に対して上下方向に移動することによって流出口(16)を開閉する弁要素(18)と、流出口(16)から流出した切削液を刃(2)に案内するための流路を構成する管(20)を有している。管(20)は、刃(2)の上下動と連動して上下動する。管(20)が上方に移動すると、管(20)が弁要素(18)を持上げ、流出口(16)を閉じる。管(20)が下方に移動すると、弁要素(18)が下方に移動して、流出口(16)を開く。 (もっと読む)


【課題】 孔あけ作業段階に合わせて最適量の油を刃先に供給することができる孔あけ工具を提供する。
【解決手段】 本発明は、被加工物に孔あけするための刃を有する孔あけ工具に関する。本発明による孔あけ工具(1)は、刃(2)を回転駆動するための刃駆動装置(6)と、刃(2)の刃先に油を供給するための電磁ポンプ(8)を有する油供給装置(10)と、刃駆動装置(6)及び油供給装置(10)を制御する制御部(12)とを有している。制御部(12)は、刃が回転していないとき、手動により電磁ポンプ(8)を第1の電圧で作動させ、且つ、刃駆動装置(6)により刃(2)が回転しているとき、刃駆動装置(6)と連動して自動で電磁ポンプ(8)を第1の電圧よりも低い第2の電圧で作動させるように構成されている。第1の電圧で作動される電磁ポンプ(8)による油の供給流量は、第2の電圧で作動される電磁ポンプ(8)による油の供給流量よりも多くなる。 (もっと読む)


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