説明

ザ・ユニヴァーシティ・オブ・カンザスにより出願された特許

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【課題】 トラマドールまたはその塩を含有する即放性粒子および徐放性粒子の薬学的組成物を提供する。
【解決手段】 この組成物は、被験体に経口投与後、実質的にpH非依存的様式でトラマドールまたはその塩の即放性放出および徐放性放出を提供する。この組成物は、カプセル、キャプレット、包または他の固体剤形中に含まれ、これらの剤形は、固体の薬学的組成物を維持し、次いで放出するように適合されている。 (もっと読む)


本発明はスルホアルキルエーテル−アルキルエーテルシクロデキストリン(SAE−AE−CD)誘導体に関する。SAE−AE−CDは知られているSAE−CDおよびAE−CD誘導体、並びに親シクロデキストリンよりも水溶性であり、膜の損傷が少ないという利点を有する。SAE−AE−CDはたとえ官能基の置換度が異なっても少なくとも1個のスルホアルキルエーテル基および少なくとも1個のアルキルエーテル基を含有する。SAE官能基はAE官能基よりモル過剰で、またはその逆で存在し得る。両方の官能基に関するシクロデキストリンの全置換度はCDのヒドロキシル部分の少数または多数が誘導体化されるように変動する。SAE−AE−CD誘導体は不十分な水溶性を有する化合物を可溶化するために使用することができる。場合によっては、それらは溶液中で化合物を安定化して分解を防いだり、または分解中に生成した分解物を可溶化することもできる。さらに、SAE−AE−CDは浸透圧剤、問題のある薬剤の味をマスクするために使用される物質のように他の目的で使用することもできる。驚くべきことに、AE−CDは膜を損傷することにより毒性であることが知られているが、SAE−AE−CDは膜を損傷することが少ないためより大きい安全性を有する。 (もっと読む)


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