説明

アイチセラテック株式会社により出願された特許

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【課題】金属材料を溶解させ、金属溶湯を効率よく製造することができる金属溶解炉及び金属の溶解方法を提供する。
【解決手段】本発明の金属溶解炉1は、アルミニウムを含む金属材料14を溶かして溶湯20を製造する金属溶解炉1であって、金属材料14を加熱手段4により、溶湯20とする溶解室2と、溶解室2と連通し、給湯口6を有する給湯室3と、を備え、溶解室2は、給湯口6より高い位置に、加熱手段4と、溶解室2の炉内圧を調節する炉内圧制御手段5と、を有し、炉内圧制御手段5により溶解室2内の炉内圧を変化させて溶湯20を揺動させる。本発明の金属の溶解方法は、金属溶解炉1を用いて、アルミニウムを含む金属材料14を溶解室2に装入し、金属材料14を溶解させて、溶湯20を得る溶解工程と、溶解室2内の炉内圧を変化させて溶湯20を揺動させる攪拌工程、を備える。 (もっと読む)


【課題】基材の表面に金属溶湯が付着するのを防止するための溶湯付着防止コート剤並びに、そのコート剤を付着させた溶湯付着防止コート層及び、その製造方法並びに、その溶湯付着防止コート層を備える溶湯取扱用具、並びに、それらの使用方法を提供する。
【解決手段】溶湯付着防止コート剤は、ジルコン粉末とアルミナゾル及びジルコニアゾルのうちの少なくとも一方のゾルとを含有し、ジルコン粉末とゾルに含まれる固形分との合計を100質量%とした場合に、ジルコン粉末が70〜98質量%であり、本溶湯付着防止コート剤全体を100質量%とした場合に、ジルコン粉末と固形分とを合計で30質量%以上含有する。溶湯付着防止コート層は、溶湯付着防止コート剤を塗着させる塗着工程と、乾燥工程と、焼成工程により製造される。溶湯取扱用具(ラドル)は、用具表面に溶湯付着防止コート層を備える。 (もっと読む)


【課題】 ラドルを傷めることなく、また、保守管理し易く、溶湯表面からの熱の放散、及び、溶湯表面に酸化被膜が形成されることを抑制するセラミックボール及びセラミックボール群並びにその使用方法を提供する。
【解決手段】 本発明のセラミックボール1は耐熱セラミックスからなり且つ溶湯2に浮くものである。また、本発明のセラミックボール群1は複数のセラミックボール1からなるものである。このセラミックボール1のうちの一種のセラミックボールと、一種のセラミックボールに対して嵩比重が大きい他種のセラミックボールと、の少なくとも2種のセラミックボールを含むことが好ましい。本発明のセラミックボール群の使用方法は、各セラミックボール群を構成する各セラミックボールを保持炉3に保持された溶湯2に浮かべて用いるものである。また、各セラミックボールはラドル4の内部に取り込まれない形状である。 (もっと読む)


【課題】 溶湯保護材自体を構成する材料の選択肢が広く剥離せず高い耐久性を備える溶湯保護材及びその製造方法並びに溶湯保護材の再生方法を提供する。
【解決手段】 本溶湯保護材10は、耐火セラミック基材12の表面部111に金属酸化物及び/又は金属塩112が定着された、耐食部11を備える。本製造方法は、耐火セラミック基材の少なくとも表面部に、金属元素が含有された水系溶液を浸透させる浸透工程と、浸透された該水系溶液中の該金属元素を、金属酸化物及び/又は金属塩にして定着する定着工程と、を備える。本再生方法は、既に耐食部を有し溶湯と接して使用された溶湯保護材の少なくとも表面部に、金属元素が含有された水系溶液を浸透させる浸透工程と、浸透された該水系溶液中の該金属元素を、金属酸化物及び/又は金属塩にして定着する定着工程と、を備える。 (もっと読む)


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