説明

セキテクノトロン株式会社により出願された特許

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【課題】様々な条件においてラマン分光をその場観察で行い、物質の構造等の情報を得られるようにする。
【解決手段】ラマン分光装置の試料チャンバー12は、チャンバー本体41内に試料SL1を収容する試料ホルダー52が配置されており、裏面側から発熱体51で試料SL1を加熱する構成を有する。さらに、試料SL1を囲むように複数の反射板61A〜61Eが配置されており、各反射板61A〜61Eの観察窓42側には、孔65A〜65Eが1つずつ形成されている。これら孔65A〜65Eと観察窓42を通して試料SL1の観察や、励起光の照射を行い、ラマン分光を実施する。 (もっと読む)


【課題】針状結晶などのラマンスペクトルを得ることを可能とし、結晶形の判定時間の短縮を可能とする。
【解決手段】ウェルプレートを顕微ラマン分光装置のXYZ移動ステージに設置し、コンピュータに各ウェルのXY位置を認識させ、ウェル底面を基準とした高さ(Z)を設定する。ハロゲン照明下に電荷結合素子でウェル底面の中央付近を観察し、オートフォーカス機能により結晶位置の高さ(Z)を確定し、結晶画像を撮像する。低倍率レンズで記録した座標位置に基づいて、観察領域の中心に結晶が来るようにウェルプレートを移動し、高倍率レンズの焦点を結晶表面にオートフォーカスし、結晶画像を撮像する。高倍率対物レンズで記録した詳細な座標位置に基づいて、観察領域の中心に結晶が来るようにウェルプレートを移動し、励起レーザ光を照射して、ラマン散乱光を分光分析し、解析ソフトウェアで解析して結晶形を自動判定する。 (もっと読む)


【課題】注射液剤中の異物を自動検出し、外乱要因のない環境下において当該異物の同定を的確に行なうことができる、ラマン分光測定法による注射剤中の異物自動測定方法およびその装置を提供する。
【解決手段】顕微ラマン分光装置のステージ下に置いた検査チップに注射液剤を注入し、低倍率の対物レンズによって検査チップの液材収容部をマッピングして画像を撮影し、撮影画像をコンピュータで二値化処理し、当該異物の重心の二次元座標を記録し、顕微ラマン分光装置の対物レンズを高倍率の対物レンズに切り替えて、異物が存在する座標位置にステージを移動し、ラマン分光測定法によって異物のスペクトルを取得し、前記スペクトルをコンピュータに記憶されているライブラリーと対比して、異物の物質名の同定を行なう。検査チップには、マイクロ流路を形成したものと、プール部を形成したものがある。 (もっと読む)


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