説明

田中環境開発株式会社により出願された特許

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【課題】 エンジン潤滑油等の油性汚染物、または小規模な施工にも効率的な油分浄化装置およびそれを用いた汚染地層浄化工法の提供。
【解決手段】 油性汚染物14を含む汚染地層1中に、高圧洗浄水2を圧入する圧入井戸3と、圧入井戸3から高圧洗浄水2を噴射する噴射ノズル12a〜12gと、噴射された高圧洗浄水2が汚染地層1を撹拌・洗浄することにより油性汚染物14の混入した油水混濁液10を負圧で吸引しながら回収するバキュームウェル4と、その地下水面Wの近傍で縁部が水平で上向きに開口した吸入口6と、そこから吸入する油水混濁液10を地上へ汲み上げ可能な汲上手段90と、地下水面Wを被覆する油性汚染物14からなる油層8中に浸って液面の変動に追随するフロート16と、その上下動作に連動することにより吸入口6の深さDを地下水面Wの直近に維持する吸入口深さ調整手段30と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】 汚染地層浄化システムを普及促進させる模擬実験を行って訴求効果のあるデモ装置の提供。
【解決手段】 原位置における汚染の核心または近傍に配設された噴射ノズル12から調整自在に噴射される噴射液2により汚染地層1′を撹拌しながら前記噴射ノズル12の周囲に配設された抽出管9から汚染物質を抽出する汚染地層浄化システム90を普及促進させる普及促進手段として、前記汚染地層1′を内部に充填して密閉可能な透明容器5と、前記透明容器5の中心から半径方向に噴射可能な噴射ノズル12および前記抽出管9を用いて前記汚染物質を抽出可能に構成された前記汚染地層浄化システム90の液送部と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】 揚程が10m以上の深井戸であっても、汚染洗浄液10を効率良く確実に押し上げる。また、井戸の間隔を疎らにしても一定の施工品質を維持できるようにする。
【解決手段】 汚染地層1中に、流体2を圧入する圧入井戸3と、圧入井戸3から、流体2を、物理作用と化学反応と微生物の代謝と高圧洗浄の何れかの機能を制御する圧力で噴射する流体噴射手段と、
噴射された前記流体2が前記汚染地層1を撹拌、洗浄し、汚染物質6を分離または分解させ、汚染地層1における未分解の汚染物質を含む前記流体2を回収する回収井戸群4と、を備えた汚染地層浄化システムにおいて、回収井戸群4の底部近傍から流体2を地上へ押し上げ可能な水中ポンプ90を回収井戸群4の負圧が保持されるように配設した。 (もっと読む)


【課題】 汚染地層の深遠部に到達するまで2液を隔離し、より深遠部で化学反応させる。
【解決手段】 第1液2xと、第2液2yが、汚染浄化の化学反応する前段階まで隔離され、汚染地層1の圧入井戸3に挿入されたロッド12を通して、汚染地層1の深遠部1x,1yまで同時に注入される2液独立圧入手段30を備える。2液独立圧入手段30は、第1液2xを供給する第1液供給手段4xと、第2液2yを供給する第2液供給手段4yと、100MPaから400MPaの超高圧に加圧した第1液2xと第2液2yを別経路に区別してロッド12に圧入可能な超高圧噴射ポンプ7と、ロッド12に圧入された第1液2xと第2液2yを、相反して遠ざける方向に噴射するようにロッド12の周面上に離間して配設された第1の噴射ノズル12jおよび第2の噴射ノズル12kと、第1液2xおよび第2液2yに対応する独立した第1の経路12xおよび第2の経路12yと、を備えた。 (もっと読む)


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