説明

株式会社カルディオにより出願された特許

11 - 13 / 13


両親媒性溶媒による組織の脱細胞化は、一定の評価を得ているが、より脱細胞化されているものを提供することが好ましい情況も存在することから、そのような情況に対応するための処理方法が求められている。そこで、本発明では、脱細胞化を増進するための方法の提供を課題とする。 本発明において、ミセル化していない状態の両親媒性分子(例えば、1,2−エポキシドポリマー)を含有する溶液に組織を浸すことにくわえ、ラジカル反応(例えば、γ線照射、紫外線照射、フリーラジカル供給源への暴露、超音波暴露、電子線照射およびX線照射からなる群より選択される処理)を行うことによって、上記課題は解決される。 (もっと読む)


遺伝子、細胞などの生体物質を効率よく有効に生体内に注入するシステムを提供することが課題である。生体内への生体物質の注入の際に、一定範囲の速度以内の速度で加速し、その後一定範囲内の速度を維持することによって、その生体物質を生体内に注入することが予想外に達成されたことによって解決された。従って、本発明は、生体物質を含む薬液注入方法であって、該生体物質を含む薬液を、一定範囲内の速度を維持しながら該生体物質を含む薬液の注入する工程;を包含する、方法ならびにこれを実現する装置を提供する。 (もっと読む)


本発明は、移植手術に耐え得る、実際の手術に使用可能な、培養によって生産され得る人工組織またはシートを提供することを課題とする。本発明はまた、細胞治療に代わる新たな治療法を提供することを課題とする。特に、心筋以外の部分に由来する細胞を材料として移植手術に耐え得る人工組織を作製することを目的とする。上記課題は、一部、本発明において特定の培養条件によって細胞を培養することによって予想外に組織化が進展し、かつ、培養皿から剥離し易いという性質をもつ人工組織を見出したことによって達成された。本発明において、成体の心筋以外の部分に由来する細胞を含む、心臓に適用可能な三次元構造体が提供される。 (もっと読む)


11 - 13 / 13