説明

西尾製粉株式会社により出願された特許

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【課題】大豆にての豆腐・油揚げ・豆乳の製造時の水への浸漬工程は、極めて重要であり吸水の度合いが一定でないと豆腐が固まらなかったり、油揚げが伸びなかったりなど品質不良となり、安定した製品の元になる生呉を早く、容易に作る事が困難だった。
【解決手段】大豆供給装置・一対の回転ロール・選別機・シフターを経て次工程の一対の回転ロール・シフターなどから構成せる大豆粉の製造工程において、夾雑物を除去した熱負荷処理のない大豆を外周に不定形の三角形状した山の突起を設けた一対の回転ロールの隙間に投入し、粉砕処理を行い大豆の皮部と胚軸部を選別機で分離し、シフターで粒度の分別を行う。次工程の一対の回転ロール群にてさらに粉化処理を行い、所要のシフター群にて50〜300メッシュの子葉部のみを集める大豆粉の製造方法(子葉細胞を90〜95%破壊しない製法)とその大豆粉。これにより課題を容易に解決する事が出来る。 (もっと読む)


【課題】 肉まん等の膨化食品の中には喫食前に再加熱調理を必要とする物がある。
古くはセイロを利用して再加熱が行われ、商品特性を失うことなく、おいしく喫食されてて来たが電子レンジの普及に伴い、より簡便性の高い電子レンジの利用が多くなった。しかし、電子レンジによる加熱はセイロによる加熱とは違い、商品中の水分を揮散し、ぱさついた食感にしてしまい、商品特性を失わせてしまう。
【解決手段】 本発明は肉まん等の膨化食品の生地に寒天、ペクチン又はその混合物を添加して形成し、寒天、ペクチン又はその混合物のゲル化、ゾル化時の保水力の差を利用して電子レンジで加熱時の遺失水分の補填をするものである。
即ち、低温時に於いてはゲル化し水分を保持している寒天、ペクチン又はその混合物はマイクロ波により加熱された時、徐々にゾル化し逸失した水分の補填をする。その結果、商品特性を維持する事が出来る。 (もっと読む)


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