説明

株式会社久保設計により出願された特許

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【課題】優れた光学特性を有すると共に、一軸延伸の際に生じるネックインを抑制して幅広の偏光フィルムを得る。
【解決手段】延伸装置(5)において、上流側に設けられている第1の延伸ロール(21)のロール面の一部を大気中に出し、残りの部分を溶液中に浸す。フィルム11を第1の延伸ロール(21)と第1のニップロール(31)で大気中に露出しているロール面(41)で挟み込み、そして第1の延伸ロール(21)に密着させたまま溶液(15a)中に導く。フィルム11を第2の延伸ロール(22)と第2のニップロール(32)とで挟んで引き取り、張力を与えて一軸延伸する。 (もっと読む)


【課題】優れた光学特性を有すると共に、一軸延伸後の乾燥の際に生じるネックインを抑制して幅広の偏光フィルムを得る。
【解決手段】一軸延伸されて所定の水分を含むフィルム(41)を、所定の温度に制御された乾燥用のロール(33)に巻き付けて連続的に送りながら乾燥する。このとき、所定温度の乾燥空気をフィルム(41)に吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】光学的均一性、厚さの均一性を得ながら、生産性を大きく向上させる偏光フィルムの湿式延伸製造方法の提供。
【解決手段】第1延伸用ロール33、第2延伸用ロール34及び第3延伸用ロール35の内の少なくとも1つの延伸用ロールの位置を変更可能にし、第1延伸用ロール33及び第3延伸用ロール35の内の一方の延伸用ロールを第2延伸用ロール34に密着させて、第1延伸用ロール33及び第3延伸用ロール35の内の他方の延伸用ロールと第2延伸用ロール34との間のみでポリビニールアルコール系フィルム3に延伸を与える1段延伸状態と、一方の延伸用ロールを第2延伸用ロール34から所定距離だけ離反させて、他方の延伸用ロールと第2延伸用ロール34との間での延伸に加え、第2延伸用ロール34と一方の延伸用ロールとの間でも延伸を与える2段延伸状態とを切換え設定することができる。 (もっと読む)


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