説明

株式会社ナコードにより出願された特許

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【課題】半水化工程の熱量消費を低減するとともに二水化工程の生産性が高い、粒径の大きな二水石膏の製造方法を提供する。
【解決手段】(A)二水石膏を含む石膏廃材を、乾式で100〜250℃に加熱して半水石膏を得る半水化工程、
(b)前記(A)で得られた半水石膏と熱水を混合するか、または該半水石膏と水を混合および加熱して、70〜100℃の半水石膏懸濁液を得る懸濁工程、並びに
(B)晶析装置中、二水石膏の種結晶を含む懸濁液を撹拌しつつ、これに前記(b)で得られた半水石膏懸濁液を注入し、10〜60℃の水温下で半水石膏を水和させて二水石膏を生成、晶析および成長させる二水化工程
を含むことを特徴とする粒径の大きな二水石膏の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粉体の輸送機器又は/及び貯蔵機器における取扱性を改善し、石膏廃材から回収した無水石膏を固化材の添加物として有効活用することなどを可能とする。
【解決手段】粉体をコンパクトマシン等で加圧した後、解砕することにより、粉体の粒度分布を変更し、粉体の輸送機器又は/及び貯蔵機器における取扱性を改善する。解砕後の粉体を分級し、所定の粒度以外の粉体のすべて又は一部を再度加圧し、解砕してもよい。石膏廃材を350℃以上、1000℃以下で焼成した無水石膏の取扱性を改善し、固化材の添加物等に活用することができる。無水石膏の加圧解砕後のモード粒径を10μm以上、1000μm以下、加圧後の成形品のかさ比重を0.18g/cm3とすることが好ましい。無水石膏の加圧にコンパクトマシンを用い、コンパクトマシンの成形線圧を2.0t/cm以上とすることが好適である。 (もっと読む)


【課題】石膏廃材等を焼成して無水石膏を焼成するにあたり、硫黄酸化物の発生を大幅に抑制し、高純度のII型無水石膏を簡易な設備で低燃費で焼成する。
【解決手段】下部の開口部から高温ガスが噴出する内筒42、22と、内筒42、22を囲繞し、下部が逆円錐状に形成され、供給された石膏粒子を高温ガスによって加熱しながら流動化させる本体43、23とを備えた炉1、2を2段備え、前段の炉1で石膏粒子Mを仮焼し、後段の炉2で仮焼した石膏粒子CGを焼成して無水石膏Pを得る焼成システム等。後段の炉2の内筒22の内部で燃料Gを燃焼させて下部の開口部から燃焼ガスを噴出させ、後段の炉2で石膏粒子CGを焼成して無水石膏Pを得る。後段の炉2の排気を除塵機12を経て前段の炉1の内筒42に供給し、前段の炉1の内筒42の下部の開口部から排気を噴出させ、本体43の内部で石膏粒子Mを仮焼する。 (もっと読む)


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