説明

トルンプ株式会社により出願された特許

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【課題】加工物からレーザーによって切断される製品部材の外周表面に発生するエッジで指等を傷つけずに、且つ、製品部材の生産性を向上させるレーザー切断装置で切断される加工物及びその加工物から切断される製品部材の面取り方法を提供する。
【解決手段】加工物10の製品部材領域14aから製品部材14となる形状の殆どをレーザーで切断し、製品部材領域14aの一部と除去部材領域16aとを短い長さの連結部22で連結した状態にする。その後、加工物10におけるレーザー切断部20の上下の位置に金型28a,28bを押圧して溝30を形成し製品部材領域14aに形成したレーザー切断部20の外周における面取りを行なう。その後、製品部材領域14aと除去部材領域16aとの連結部22を分離して加工物10から製品部材14を分離する。その後、製品部材14の連結部22の箇所に面取り等の加工作業を行って、製品部材14の面取り作業を完了する。 (もっと読む)


【課題】薄板金属の開先加工において歪やそり、粉塵や切粉等の発生をなくし、開先加工箇所の表面処置被膜を除去して開先の溶接箇所にピンホールを発生させない薄板金属の加工方法と薄板金属の加工装置を提供する。
【解決手段】直線状または円弧状の突出部32を形成した第1金型10と直線状または円弧状の溝部38を形成した第2金型12とによって、薄板金属18の第1面18aに突出部32で山形の凹部40を形成する。その山形の凹部40を形成する際に、凹部40が形成される第1面18aの反対側の第2面18bに第2金型12に形成した溝部38に突出する膨らみ部42を形成する。この膨らみ部42の形成により薄板金属18に歪が発生しなくなる。凹部40と膨らみ部42とを通る位置で薄板金属18を切断すれば、山形の凹部40の壁面が傾斜面46となり、その傾斜面46が開先面となり、2枚の薄板金属18の例えば90度の角度での溶接が可能になる。 (もっと読む)


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